歴史

現在のペタンクは1910年に南フランスのラ・シオタという港町が発祥の地と言われています。ラ・シオタですが、映画の父と称されるリュミエール兄弟が「L’arrivée d’un train en gare de La Ciotat」という映画を撮影したことから、映画発祥の地の一つとしても知られています。
ペタンクが競技として現在の形になったのは1910年ですが、その原型となるスポーツはそれ以前、中世の時代から存在しており、現代のペタンクでは金属製のボールを使用しますが、中世では粘土や石などが使用されていました。またルールにも違いがあります。例えば足を揃えて投げる、というペタンクという競技名の由来になっているルールも当時はありませんでした。

どのようなスポーツか

ビュットとよばれるボールに目掛けてブール【フランス語でボール】を投げ合い、対戦相手よりもビュットの近くにブールを近づけることができれば勝ち、というスポーツ。基本的なルールはこのように簡単なものなので、年齢や性別問わず一緒に楽しめるスポーツです。
球の持ち方は、注意が必要で、手のひらを上に向けて投げると手首を痛めてしまうそうです。
手の甲を上に向けて投げ、上級者にもなると球にスピンをかけて落下地点から動かないようにするそうです。

ルール

①先攻チームの選手が地面に半径30cm~50cmの円を書く
②その円の内側からビュットを投げる(円からの距離が6m~10mであることが条件)
③先攻チームが1投目を投じて攻撃終了
④続いて後攻チームが1投目を投じる。先攻チームの1投目よりもビュットに近ければ後攻チームの攻撃は終了。先攻チームよりも遠ければ、後攻チームは続けて2投目を投げ、同じ要領で相手チームよりもビュットに近づけられたら交代、遠かったら続けて投げるを繰り返します。
⑤ボールの数は、シングルスの際は3球ずつ、チーム戦の時は全員で6球で競います。
両方のチームの球がなくなったら試合終了。スコア計算に移ります。得点を得られるのは一番ビュットに近い球のチームです。相手の球のうち最もビュットに近いブールよりもビュットに近くに寄せられていたブールの数が点数になります。
この一連の流れをターンではなくヌーメと呼ぶそうです。
13点先取で勝敗が決まります。

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