蕎麦屋に行ったら、「そば湯」を飲もう!

蕎麦屋に行くと出てくる「そば湯」。その風習は、現在の長野県にあたる信州が始まりで、昔から胃腸の薬のようにして飲まれていたそうです。それが江戸時代中期頃に、江戸に広まったとされています。
 
飲むと健康にいいと言われているように、「そば湯」には蕎麦の栄養がたくさん溶け出しているので、その効能もすごいそうです。

「そば湯」に含まれる栄養成分!

【カリウム】
カリウムは塩分を体外に出してくれる成分で、摂取することで余分な塩分を体外に出してくれるので、そば汁で体内に入った塩分を体外に出してくれます。カリウムは水溶性なので約3割がそば湯に溶け出ているため、飲まなきゃもったいないですね。
 
【ビタミンB群】
ビタミンB群も水溶性の物質で、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸などを含んでいて、脚気を防いだり、髪や肌、粘膜に関係していたりします。
 
【食物繊維】
食物繊維は蕎麦を食べることでも取り入れる事が出来ますが、そば湯にも多少入っているので、飲むことでより取り入れる事が出来ます。
 
【でんぷん質】
でんぷんは難消化性の良質なもののため、血糖値が上がりにくく太りずらいくなります。1度取り入れると1日効果があるのでおススメです。
 
【たんぱく質】
蕎麦のたんぱく質はアミノ酸スコアが92と高い植物性たんぱく質なので
こちらもより多く取り入れると良いです。
  
このように、蕎麦に含まれる良質な成分がそば湯にはたくさん溶け出しているんです。

「そば湯」の飲み方は?

お好みですが、飲み方は2通り。
 
・そば湯とめんつゆを混ぜる
・そば湯だけ飲む
 
普通、そば湯を飲むというとめんつゆにそば湯を混ぜる方が多いようですが、実際にはそば湯だけを飲む方も少なくありません。もちろん決まった飲み方はありませんが、 そのままでも十分美味しいですよね。そば汁と混ぜる場合は割合に注意しましょう。からだに良い「そば湯」でも、めんつゆが多いと塩分取りすぎになってしまいます。

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