ブルーベリーとは?

果実がきれいな青紫色をしていることが由来となり、「ブルーベリー」という名が付けられました。
ブルーベリーは、ツツジ科に属する植物で、いくつかの種が知られており、食用として栽培されています。アメリカが原産国の低木性果樹です。
果実は小球形で重量は約1~3gです。果実の表面には白い果粉が付きますが、丸ごと食べることができ、甘酸っぱい味が人気です。日本では主にケーキやジャムなどでブルーベリーを食べたりする事がありますね。よく知られているのはブルーベリーを摂ると目に良いという事は知っていますが、なぜにブルーベリーが目に良いかというとそこまでは知りませんでした。なので今回はブルーベリーのどの成分が目に良いのか?他の成分についても紹介したいと思います。

目に優しいブルーベリー

・アントシアニン

ブルーベリーに含まれる色素である「アントシアニン」が、視機能を改善するということがわかりました。目が見える仕組みは、まず目に入ってきた映像を目の網膜(カメラにおけるフイルムのようなところ)に映し出します。網膜には「ロドプシン」というたんぱく質が存在し、ロドプシンが分解されることにより発生する電気信号が脳に伝わり、「目が見える」と感じます。分解されたロドプシンは再合成され、再び分解されてという流れを繰り返すのですが、疲れや加齢により、ロドプシンの再合成能力は低下していくのです。アントシアニンはこのロドプシンの再合成を助けるため、年齢や目の疲れからくるしょぼつき・かすみ・ぼやけを予防・改善できると言われています。

・ビタミン・食物繊維も豊富

・ブルーベリーにはビタミンAも多く含まれていて、ビタミンAは緑黄色野菜に多く含まれる栄養素で、皮膚や目、鼻や喉などの粘膜を保護する働きや、目の網膜を丈夫にして目が薄暗い場所に慣れるのを助けたりする働きがあります。

・食物繊維もブルーベリーの果実には、2種類の食物繊維(水溶性食物繊維・不溶性食物繊維)が含まれます。
含まれている量としては、生果実100g当たり3.3gもあり、これはバナナの約2~2.5倍に相当します。
この2種類の食物繊維を摂ることにより、小腸での糖の吸収を抑え、コレステロールを低下させることができます。また、腸内で発生する有害物質の生成を抑えるため、腸内環境を整える効果があります。

最後に

ブルーベリーと言うと、そんなに食べる機会が多いわけではありませんね。デスクワークや本や新聞を見て目が疲れやすい方は、サプリメントで摂ったりできますね。

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