10.19決戦

10.19 川崎球場 最終戦 1 of 2 - YouTube

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10.19 川崎球場 最終戦 2 of 2 - YouTube

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1988年10月19日に川崎球場で行われたロッテ対近鉄のダブルヘッダー。
この年のパリーグのペナントレースは、リーグ優勝3連覇中、黄金時代真っ只中の西武と対抗馬の近鉄とのデットヒートを繰り広げ、近鉄は最終戦となる10月19日までに首位西武とのゲーム差は1ゲーム差。最終戦のロッテとのダブルヘッダーに全て勝てば優勝という条件の中での戦いでした。
1試合目は土壇場9回に近鉄の代打・梨田昌孝のタイムリーで勝ち越しし勝利。
続く2試合目も取ったら取られるシーソーゲームの展開に盛り上がるも、当時の試合規定により試合開始から4時間を経過した場合は、そのイニング終了をもって打ち切りというルールに立ちはだかり、4-4で、10回延長引き分け。近鉄はあと一歩のところで優勝を逃す結果となってしまった。
負けられない手に汗握る逆転につぐ逆転の試合展開、時間制限も絡んだ長時間の抗議などドラマ要素が盛り込んだ球史に名試合でした。テレビ中継の視聴率は視聴率は関東では平均30.9%、関西では平均46.9%と、普段日の当たらなかったパリーグが、この日だけ日本中の注目の的となった試合だった。

10.8決戦

1994年10月8日にナゴヤ球場で行われた巨人対中日の最終戦。
この日まで両チームは同率首位で並び、互いにシーズン最終試合が買った方が優勝という大一番となった。
当時の巨人監督の長嶋茂雄は「国民的行事」と語り、その注目度は日本国中の的でした。
試合は巨人が槙原寛己、斎藤雅樹、桑田真澄の先発三本柱をつぎ込む豪華リレーで中日を6-3で下し、敵地のナゴヤ球場でリーグ優勝を成し遂げました。
この試合の中継視聴率は、プロ野球中継史上最高の48.8%を記録。瞬間最高視聴率も67%を記録し、まさに球史に残る大一番となった。

10.2決戦

ここ最近で有名な「◯.◯決戦」といえば、2014年10月2日ヤフオクドームで行われたソフトバンク対オリックスの一戦ではないだろうか。
この年のパリーグは李大浩、中田賢一、鶴岡慎也など大型補強に成功したソフトバンクが優勝候補最有力と言われていた。
しかし、そんなソフトバンクに対抗したのが、開幕前は大方の予想でBクラスと言われていたおリッキーだった。
4月に18勝を挙げ開幕ダッシュに成功。その後も強力な投手陣が機能し、ソフトバンクと首位争いを繰り広げた。
この日まで首位ソフトバンクと2位オリックスのゲーム差なし。
ソフトバンクはシーズンの最終戦で勝てば優勝。オリックスが勝てば、オリックスは残り2試合を引き分けるか勝てばで優勝となる大事な最後の直接対決だった。
そして試合は両チームは投手戦となり延長戦までもつれ、最後はソフトバンク松田宣浩のサヨナラ打で試合を決めソフトバンクの優勝が決まった。
勝ったソフトバンクと対象に死闘の末、あと一歩のところで18年ぶりのリーグ優勝を逃したオリックスは、捕手の伊藤光が涙で崩れたのが印象的で、いかにこの試合にかける思いが強かったかが物語るシーンだった。

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