先日ベースボールアメリカがトッププロスペクトランキングのTOP100を発表しました。
プロスペクトとは将来有望な選手のことで、その選手のランキングです。

あくまでランキングであるので、将来どうなるかは今はまだわかりません。
そこで、10年前のランキングはどうなってるのか気になったので調べてみました。

2012年プロスペクトランキングTOP10

【2012年MLB.COMプロスペクトランキングTOP10】

1位マット・ムーア(レイズ)
2位ブライス・ハーパー(ナショナルズ)
3位マイク・トラウト(エンゼルス)
4位フリオ・テヘラン(ブレーブス)
5位シェルビー・ミラー(カージナルス)
6位マニー・マチャード(オリオールズ)
7位ジュリクソン・プロファー(レンジャーズ)
8位ジェイムソン・タイヨン (パイレーツ)
9位トレバー・バウアー(Dバックス)
10位ディラン・バンディー(オリオールズ)

1位は日本にもきたマット・ムーア

10年前のMLB.COMのプロスペクトランキングで1位となったのは、2020年にソフトバンク・ホークスで活躍したマット・ムーア投手でした。
元々はドラフト8巡目で全体245位で指名された選手でしたので、他のランキングに名を連ねた選手のように評価が凄い高い選手ではなかったようですが、徐々に力をつけて2012年のランキングで1位の評価を受けました。
この評価通りに2013年に27試合に登板し、自己最多の17勝。防御率3.29、143奪三振の成績を残し、オールスターにも選ばれました。

転機は翌年で、トミージョン手術を行なったこと。ここから復帰後も、手術前のような力が戻ってきませんでした。
2020年はソフトバンクで活躍したことで、昨シーズンはフィリーズと契約出来ましたが、活躍したというには厳しい成績でした。

ソフトバンクホークス ムーア投手 メジャーでの映像 - YouTube

出典:YouTube

何が起こるかわからない世の中。
期待通りに活躍してくれる選手というのが、実は珍しいことなのかもわかりません。

こういった感じで、昔のランキングを振り返ると面白い発見はあるかもわかりません。
メジャーは見ないという野球好きの方などは、10年前の各チームのドラフトを見返してみるというのも面白いかもわかりませんね。

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