新チームの熱い戦い!埼玉県高校野球新人戦を振り返る!
花咲徳栄甲子園での躍進の裏で、埼玉では熱い新チームの戦いが始まってました。
新人戦とは?
新人戦とは、8月中旬に甲子園代表校除く、埼玉の東西南北の地区毎に分かれて行う新チーム結成後の最初の腕試しとなる大会です。
通常の埼玉高野連が主催する秋、春、夏の大会とは違い、各地区が主催する大会なので、公式戦ではなく、いわゆる準公式戦の位置付けになります。
しかし、この大会、上位進出を果たすと秋の大会の地区大会でシード権を獲得できるので、秋の県大会に出場する為には大事な大会とも言えるのです。
また、新チーム結成間もない大会ともあって、強豪チームもまだチームの形ができてないので、思いがけない番狂わせが起こりやすい大会なのも特徴です。
東部地区
東部は、甲子園出場を果たした花咲徳栄は不在。
制したのは春日部東でした。
初戦から準決勝まで全てコールド勝ちで勝ち上がり圧倒。
決勝戦では春日部共栄に5-3で競り勝った。
シード権獲得となるベスト8の顔ぶれも、春日部東、春日部共栄、白岡、越ヶ谷、鷲宮、栄北、不動岡と大方順当通りの実力校が揃いました。
白岡は15年の夏の準優勝を見て入学してきた世代が、最上級となりベスト4入り。
期待通りの実績を残してます。
西部地区
今、埼玉で最も激戦区と言われている西部地区。
そんな激戦西部地区で、今大会驚く躍進を遂げたのは、進学校の城北埼玉が準優勝を果たした事でしょう。
例年、県大会も出場することもあまりない城北埼玉が、所沢商・西武文理といった県大会常連の実力校を破っての決勝進出は見事でした。
決勝戦の聖望学園戦でも6-9と敗れたものの、強豪相手に堂々と戦い抜きました。
秋大会での躍進も期待されます。
南部地区
南部地区は、勝ち抜きトーナメント制ではなく、シード権を獲得するまでのブラックトーナメント制です。
その為、優勝というものはありません。
シード権を獲得したチームは、浦和学院、立教新座、西武台、慶應志木、武南、市立浦和、川口青陵。
特に際立った大波乱なく、順当に実力校が揃った大会でした。
北部地区
北部地区は、実力校が新チームは例年より落ちるチームが多いとの事もあり、実力拮抗の大混戦が予想されました。
そんな中優勝を果たしたのは正智深谷でした。
そして実力拮抗通り、シード権獲得したチームではベスト8入り果たした秩父農工科学、ベスト4入りの進修館といった、なかなか見慣れない顔ぶれも揃いました。
また昨年から急成長を遂げている鴻巣も今回の新人戦でもベスト4入り。
準決勝の正智深谷戦でも、終盤までリードする接戦を演じ、見事な戦いぶりを見せました。
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トコトコとコツコツとやっていきます。
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