再びブームの兆し!みんなで歌おう「社歌」
いま、「社歌」が話題になっています。かつては、社員の士気高揚や団結力強化のため、朝礼で職場のみんなが声をあわせて歌っていたと聞きますが、現在では「会社のため」から、「社員が楽しみため」のものとなってきているようです。
社歌ブームが再び到来!
いま、「社歌」が話題になっています。かつては、社員の士気高揚や団結力強化のため、朝礼で職場のみんなが声をあわせて歌っていたと聞きますが、現在では「会社のため」から、「社員が楽しみため」のものとなってきているようです。
昨年公開された映画『海賊とよばれた男』でも、主演の岡田准一さんらが歌う社歌「国岡商店社歌」のシーンで胸が熱くなると評判になりましたが、現代でも中小企業を対象とした「社歌コンテスト」なども行われれたり、ロック調やラップ、メタル調の社歌もあるなど、注目を集めています。
社歌とは、、、
社歌とは、一般に企業において、社員の労働意欲向上などを目的として作成される歌のことで、通常は企業の創立記念や周年式典などの公式行事や社内の朝礼などで使用され、対外的に公表されることは少ない。ただ、中には有名アーティストが作詞・作曲に関わっていたり、、テレビ番組で話題になったなどの理由でCD化され、一般のCDショップで販売されるケースもある。また、社会人野球の大会で応援団が社歌を歌うことがある。
中でも、テレビ朝日で放送されている『タモリ倶楽部』内の企画「日本キャンペーンソング大賞」で、日本ブレイク工業 の社歌『日本ブレイク工業社歌(萬Z(量産型))』が大賞を受賞したことで話題となり一般発売され、社歌としては史上初めてオリコンシングルチャートにチャートインしたこともあります。
実は第4次ブーム?
実はこのブームは、第4次ブームになります。第1次ブームは戦前の昭和ヒトケタ時代で、世界恐慌から生き残りをかけて社員の結束を促すために多くの大企業が社歌を作ったそうです。以降、経済の浮き沈みのたびにバブル期の3次ブームまで存在しました。景気回復が実感できない現在は第4次ブームの前夜と言われています。
社内のコミュニケーション活性化が経営の重要な課題とされている昨今、社歌ブームは社内運動会や社員旅行が復活しているのと同じ流れと言えるでしょう。
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