みなさんはスポーツ麻雀という言葉をご存知でしょうか？
あまり聞いた事がない方も多いのではないでしょうか？
今回はそんなスポーツ麻雀を少しですが紹介したいと思います。

スポーツ麻雀（スポーツマージャン）とは、麻雀を競技として行う形式で、運要素を減らし、技術や戦略が勝敗を大きく左右するようにルールやフォーマットが整備された麻雀のことです。

スポーツ麻雀では、特定のルールセットが採用され、どの大会やリーグ戦でも統一的に適用されることが多いです。これにより、プレイヤーはルールの違いによる不利を避け、技術と戦略に集中できます。一般的なルールの要点は次の通りです：

•リーチ麻雀: プレイヤーがテンパイ（あと1枚でアガリの状態）になったときにリーチをかけることで、得点が増える可能性があります。
•赤ドラ: 特定の牌（一般的には5萬、5筒、5索）に赤い印がついているもので、得点が倍増する役割を持ちます。
•一発・裏ドラ: リーチ後に一発（リーチ後の一巡以内のアガリ）や、アガリ時に開示されるドラ表示牌の裏側のドラ（裏ドラ）による得点増加要素が含まれます。

スポーツ麻雀では、点数計算が厳密に行われ、各プレイヤーの得点が記録されます。対戦形式には以下のようなものがあります：

•東風戦: 東場（親が一巡するまで）のみで行われる短時間の対戦形式。
•半荘戦: 東場と南場の両方を行う標準的な対戦形式。
•リーグ戦: 複数の試合の合計得点で競う形式。Mリーグなどのリーグ戦では、シーズンを通しての総合成績が重要になります。

スポーツ麻雀では、プロの選手が活躍する場が多く存在します。プロ選手は公式な試合や大会に出場し、その成績がランキングや賞金に影響します。主要な団体や大会には以下があります：

•日本プロ麻雀連盟: 日本で最大規模のプロ麻雀団体。数多くのプロ選手が所属し、公式戦やトーナメントが開催されます。
•Mリーグ: 日本のプロ麻雀リーグ。企業がスポンサーとなり、チームごとに選手が所属してリーグ戦を戦います。テレビやインターネットでの放送も行われ、広く注目されています。
•麻雀最強戦: 一般プレイヤーからプロまで幅広い層が参加する大会で、全国規模で予選が行われます。

スポーツ麻雀は、プレイヤーの技術や戦略が勝敗を左右するため、観戦者にとっても非常に魅力的です。テレビやインターネットを通じて試合が配信されることが多く、ファンはお気に入りのプレイヤーを応援しながら観戦することができます。

スポーツ麻雀は、運と技術が絶妙に組み合わさった競技であり、その魅力を最大限に引き出すためにルールや環境が整備されています。これにより、プレイヤーも観戦者も楽しめる奥深いゲームとなっています。