ドロップボールとは
ドロップボールとはプレーが中断した時に再開する方法の1つで、審判がプレーを停止したときにボールがあった位置でボールを落として再開することを指しします。
ドロップボール以外にもサッカーのプレーのリスタート方法はいくつかあります。
・サイドラインを割った場合スローイン
・ファールをした場合フリーキック
・エンドラインを割った場合ゴールキックまたはコーナーキック
他にもPKや間接フリーキック、キックオフとあります。これらは全てルールに則った再開方法です。
これら以外のルールに記載されていない事が起きた時、審判の判断でプレーを止め、再開に手段としてドロップボールが適用されます。
ドロップボールが適用される場面
①選手の負傷
プレー以外の場所で選手が負傷したり、突然倒れてしまったりする事などは少なくはありません。選手の安全確認や試合に影響が出ると審判が判断した時、プレーを止め、再開方法としてドロップボールが適用されます。
②観客や動物の乱入、物の投げ入れ
観客席からペットボトルや空き缶などが投げ入れられる事があります。また、ベンチ要員や監督、観客や動物といった出場選手以外がコートに乱入してしまうこともあります。このような場合、審判がプレーを止め、外的要因を排除したのち、ドロップボールでの再開になります。
③ボールやゴールなどの破損
ボールやゴールが破損してしまってはサッカーはできません。他にもナイター試合で照明が消えてしまったりするとプレーは不可能なので、この場合もドロップボールで再開します。