運動後のストレッチの効果

ストレッチには、反動を利用し、リズムをつけて行う動的ストレッチ(バリスティック・ストレッチング)と反動を利用せず筋肉を伸ばせるところまで伸ばし静止する静的ストレッチ(スタティック・ストレッチング)があります。

運動後のクールダウンは、ケガのリスク軽減などが目的です。そのため、静的ストレッチが適切と言われています。

競技ごとに違うストレッチ箇所

運動後のストレッチは、1部位30秒程度で全身を行うことが良いとされています。

ストレッチを行う部位は大まかに首、腕、肩、背中、腹筋、腰、臀部(お尻)、ハムストリングス(腿の裏側)、前腿(まえもも)、ふくらはぎ、足首の11箇所に分割することが出来ます。

全身を行ったうえで競技ごとの特性にあった入念に行いましょう。

【野球】
投げる、打つ、捕るなどの動作が多いため、上半身のケアばかりに目が行きがちですが、野球では、股関節周りの筋肉や腹筋を使う動作が多いのが特徴です。身体を捻る、踏ん張るといった動作が多いためです。肩周りの筋肉だけでなく、腹筋や股関節周りの筋肉も意識して伸ばすようにしましょう。

【テニス】
テニスも野球と同じように、捻る、踏ん張る動作が多い種目です。
肘、肩周りだけでなく腹筋や股関節周りのストレッチも入念に行い、素早いラリーにも対応出来る身体作りを行いましょう。

【ジョギング、ランニング、マラソン】
長距離を走る選手に起こりやすい怪我として、スネの疲労骨折、通称シンスプリントがあります。スネ周りの筋肉に疲労が蓄積されることが原因で引き起こされます。初心者に多い怪我です。長い距離を走った後はスネ周りの筋肉のストレッチを入念に行いましょう。

【バスケットボール】
バスケットボールでは、狭いコートを激しく動き回るのが特徴です。そのため、膝や足首、アキレス腱に大きな負担がかかります。素早い動きが出来なくなるのは命取りといえるでしょう。下半身のストレッチを入念に行い、素早い展開に遅れないようにしましょう。

【バレーボール】
バレーボールは、ジャンプが多い競技です。ジャンプ動作が多くなると、膝周りの筋肉の炎症を引き起こす恐れがあります。膝の炎症を防ぐには、ふくらはぎやもも周りの筋肉を伸ばしてあげる必要があります。

【ロードバイク】
ロードバイクなどの自転車競技は、一見下半身への負荷が大きいようにも思えますが、前傾姿勢をキープして自転車を漕いでいることから腹筋や背中へのダメージも大きいのが特徴です。自転車を漕いだ後には、腹筋や背中周りのストレッチも入念に行いましょう。

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