アラブ系選手が避難

ロシアがウクライナへ軍事侵攻したことを受け、各競技団体はロシアにかつてないほど厳しい制裁を科し、スポーツと政治を混同してはならないという従来の原則を西側諸国主導で覆しました。
イスラエルとの紛争を理由に同国との対戦を拒否し、自国の選手が処分されてきたアラブ諸国では、欧州の戦争が例外扱いされたことをダブルスタンダード(二重基準)と捉える見方が多いそうです。

スポーツと政治

エジプトのスカッシュ王者アリ・ファラグ選手は現状には誰も納得していないとしつつ、「僕らはスポーツの場で政治の話をすることを絶対に許されなかったのに、突然それが認められるようになった」と話したそうです。
「それが許されるなら、世界の至るところにある抑圧にも目を向けてほしい」と訴え、「パレスチナ人は過去74年にわたって虐げられたままだが、おそらく西側メディアの論調にそぐわないから、僕らはパレスチナ問題について話せなかった」と指摘しました。
パレスチナのサッカー選手で、現在はインドネシアのクラブでプレーするモハメド・ラシード選手は、試合で戦争反対のメッセージを掲げたチームに同調することを拒みました。その理由はエジプトのスポーツサイトが公開した動画の中で、「欧米で戦争が起こったら誰もが同情するのに、パレスチナで人が死んでも、僕らは連帯を示すことを許されず、政治とスポーツの混同だと非難される」と話し、「僕らの命は、欧米の人の命より安いのかと感じる」と嘆きました。

戦争によるスポーツへの影響

サッカーではすでに、チャンピオンズリーグ決勝の舞台がサンクトペテルブルクのガスプロム・アリーナ(Gazprom Arena)から変更になり、年間4000万ユーロ(約52億円)とも伝えられるガスプロムと欧州サッカー連盟とのスポンサー契約にも打ち切りの可能性が浮上しているそうです。
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)はロシアGPを中止し、2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)についても、ロシア代表を欧州予選から除外するよう求める声が上がっている。

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