身長、高ければ高いほどよい?

身長、それは男性とってすこし敏感になってしまうワードではないでしょうか?
一昔前では「3高」といって高学歴・高収入・高身長が重要視されたように、男性における身長とは一種のステータスにもなり得る要素です。

しかし、世の中の男性全てが高身長というわけではありません。
女性とほとんど変わらないくらいの方や、中には女性よりも小柄な男性もいますよね。
ただ小柄だからといって決して劣っているというわけではなく、スポーツ界では小柄ながらに一流選手として活躍されている選手も数多く存在しています。

そこで今回は背が低いハンデを乗り越え、それを自身の特徴として活かしながら努力し活躍し続ける選手たちをご紹介したいと思います。

体操ではその小柄な体型を武器に

まずは体操界から2選手をご紹介。
一人目は近年その活躍がめまぐるしい、内村航平選手です。
彼は2008年北京、2012年ロンドンオリンピックに出場しロンドン大会個人総合での金メダルを含む5つのメダル(金メダル1、銀メダル4)を獲得している日本体操会を代表する選手の一人。
そんな内村選手は身長161cmと男性にしては小柄な方ですが、その小柄な体型を活かして空中での回転やひねりを行い、新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を成功させるなどの活躍をみせています。

また二人目にご紹介する山室光史選手も非常に小柄な選手です。
彼の身長は158cmと一般的な女性とほぼ変わらない身長をしていますが、筋力に定評があり力技と跳躍技を得意としていての最大の得意種目はつり輪なんだそうです。
つり輪は他の種目に比べるとダイナミックな動きは少ないのですが、固定されていないつり輪で体を支える絶妙なバランスと2本の腕のみで体を支える力強さが必要であり、男子のみで実施される最も腕力が要求される種目です。
山室選手も小柄な体型を活かした演技とそれを支える筋力を身につけ、小柄であることを見事に長所へと転換しています。

大柄選手に負けていない!

また比較的高身長な選手が多い種目でも小柄な選手は活躍しています。
サッカーでは元日本代表の田中達也選手(168cm)、野球では、横浜DeNAベイスターズに所属する内村賢介選手(163cm)や東京ヤクルトスワローズに所属する石川雅規選手(167cm)で、彼らは皆170cm以下で180cm近い選手が多い中、自らの体型を努力と技術でカバーし、プロの世界で活躍しています。

またF1ドライバーの佐藤琢磨選手やフィギュアスケートの高橋大輔選手はその主な活躍の場が海外であり、体格的には圧倒的に不利であるにもかかわらず、素晴らしい成績を残しています。
海外では190cm近い大柄な選手が多い中、彼らがプレーを行う姿はスポーツに大切なのは慎重や体格ではなく、個人の努力と自分自身を活かすための技術なんだと改めて認識させられますね。

いかがでしたでしょうか。
自分は身長が低いから…とついつい悲観的になってしまいがちですが、恋愛でもスポーツでも、何より大切なのは個人の努力と自分自身を活かす、ということではないでしょうか。
女性から見ても自分自身を活かしてポジティブである人の方が、より魅力的に感じると思いますよ。

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