バレーボールでのリベロの役割
リベロ(Libero)とは、イタリア語で「自由」を意味しますね。
みなさんはリベロの役割をご存じでしょうか。
バレーボールを知らないとなかなかリベロについてわからないですよね。
ボールを受けたり、トスを上げたりするイメージがありますよね。
今回はそんなリベロの役割について少しですが紹介したいと思います。
守備の負担を減らす
バレーボールのリベロは、攻撃に参加できない守備専門のポジションです。バレーボールには、サーブ権を持たないチームが得点を決めた際に、選手が時計回りに移動する「ローテーション」というルールがありますね。ローテーションで守備の苦手な選手が後衛に回った際に、チームの守備力を底上げするために入るのがリベロです。ローテーションでリベロが前衛に回ると、元の選手と交代してベンチに下がります。
例えば、相手チームのサーブをアタッカーやセッターなどの選手がレシーブした場合、スパイクしたりトスを上げたりする選手が減ってしまいます。相手の攻撃を率先してレシーブし、他の選手全員が攻撃に参加できるようにするのがリベロの役割です。
そのためリベロには、相手のサーブカット(レセプション)やスパイクカット(ディグ)などのレシーブを率先して行い、セッターがトスを上げやすいボールを返球することが求められます。
守備位置の指示
守備専門のリベロは、常にコートの後衛に位置してコート全体を見渡しているため、他の選手に守備位置などの指示を出しやすいポジションでもあります。他の選手の守備位置を指示してお見合いを防いだり、相手のスパイクのコースを察知して前衛のブロッカーに伝えたりするのもリベロの仕事です。
また、セッターに次ぐコート内の第2の司令塔としての役割を担う場合もあります。
監督やコーチの指示を伝える
バレーボールの試合では、監督やコーチがチームの作戦や選手への指示を伝えられる「タイムアウト」の回数が、1セットあたり2回までと決まっています。タイムアウトは時間を取って選手を休ませたり、試合の流れを変えるきっかけにしたりできるため、重要な場面まで残しておけるに越したことはありません。
リベロはバレーボールにおいて唯一、審判の許可なしに何度でも他の選手と交代可能なポジションです。何度でもコート内外を行き来できることをいかして、監督やコーチからの指示をコート内の選手に伝えたり、選手の状態を監督に教えたりする役割も持っています。
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ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
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