最近の柔道の大会では、白と青の柔道着で試合をしてるのが当たり前のように見ますね。
私の時代は学校では柔道着は白一色が当たり前でしたね。
しかしなぜ、白い柔道着と青い柔道着になったのでしょうか。
今回はそんな柔道着について少しですが、紹介したいと思います。

柔道着が白と青になった理由

柔道発祥地の日本において、柔道着は「清い心」の象徴として白または生成色が伝統的なカラーでした。

世界へ広まる際も長い間、この日本流の伝統が守られ、IJF(国際柔道連盟)も「柔道着は白またはオフホワイト」というルールを制定していました。

初めて青の道着を着用する選手が現れたのが、1988年5月にスペイン・パンプロナで開催されたヨーロッパ柔道選手権でした。

同じ白の道着よりどちらかの選手が色の付いた道着を着たほうが観客にもわかりやすく、誤審も減るというのが青と白に分けるようになった理由でした。

数あるカラーの中から青を選んだ理由は、一番映える色だからといわれています。

以後、賛否両論あり伝統を重んじる日本・アメリカ・オセアニア諸国などが反対したため導入は見送られてきましたが、1997年10月、ついにカラー柔道着の利点が認められ導入が決まりました。

オリンピック、世界選手権、ワールドカップ、世界ジュニア選手権、ユニバーシアードなどを主催するIJF(国際柔道連盟)が採用したことによってカラー柔道着は一気に広がることになります。

オリンピックで初めてカラー道着が登場したのは2000年のシドニー大会で、これ以後、青と白の2種類の道着が使われています。

柔道着の決め方

柔道の道着の色の決め方は、抽選によって決定されています。

決め方は、組み合わせの際に抽選を行い、番号が小さい方が青の道着、大きい方が白の道着になります。

この番号は大会の最後まで適用され、2回戦以降もこの番号に基づいて番号が小さい方が青、大きい方が白です。

なので、1番を引いた人は勝ち残れば決勝戦までずっと青の道着で試合をすることになります。

また、トーナメント表では左(または上)の選手がカラー柔道着、右(または下)の選手が白の柔道着を着用することになり、第1シード選手(トーナメント表で一番左上の選手)は、勝ち上がる限り、ずっと青の道着を着るのが原則です。

正面から向かって(主審から見て)右の選手が青の道着、左の選手が白の道着になりますね。

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