みなさんはトレーニングを行う際にRMという言葉を聞いたことはありますでしょうか。
最近は筋トレブームでもあるので、いろいろ調べて行う方も増えているのではないでしょうか。
今回はそんな筋トレでのRMについて少しですが紹介したいと思います。

RM

運動強度を設定していく際に重要なのがRMです。
RMとは、Repetition Maximum(レペティション・マキシマム)の略で、最大反復回数のことを言います。1回が限界の負荷を1RM、最高5回繰り返せる負荷を5RMというように表します。

例えば、胸の筋トレでベンチプレスという種目があります。ベストプレス100kgを、自分の最大の力で1回挙げられる方がいるとします。この方の1RMは、100kgという事になります。1RMが導き出せると、運動強度を様々な目的によって設定する事が可能です。

回数

回数によっての強度は以下のRMになります。

1RM100%、2RM95%、3RM93%、4RM90%、5RM87%、6RM85%、7RM83%、8RM80%、9RM77%、10RM75%、11RM70%,12RM67%、15RM65%

筋力アップなら1RM〜5RM(上げられる最大の1回〜5回)を3〜5セット、筋肥大なら6RM〜12RM(上げられる最大の6回〜12回)を2〜4セット、筋持久力なら15RM〜20RM(上げられる最大の15回〜20回)を2〜3セットに回数や強度設定することをお勧めします。

目的によって回数やセット数も変えていきましょう。

インターバル

■筋力アップが目的:インターバル2~5分
■筋肥大が目的:インターバル1~2分
■筋持久力アップが目的:インターバル1分

インターバルは短い方がいいのではないかと思っている方も多いかもしれませんが、実は短すぎるのもよくありません。

理由は、インターバルが短いと前のセットの疲れが抜けないうちに次のセットを行うことになるので、結果的にあまり回数が上げられず負荷が減ってしまいます。

一般的に短いインターバルの方が脂肪燃焼効果が高く、長いインターバルは筋肥大に向いていると言われています。

そのため、ダイエット目的の場合はできるだけ短いインターバルを意識するなど、用途にあわてしっかりインターバルをとっていきましょう。

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