みなさんは階段ダッシュをご存知でしょうか!
昔からトレーニングや練習の一環で行われてましたね。
プロ野球のキャンプでも行われていますよね。
今回はそんな坂道ダッシュについて紹介したいと思います。
階段ダッシュ
階段を上るときは、平地と比べて強い力を使い、身体を持ち上げる必要があります。階段を登るだけでも、お尻やハムストリングスなど、ランニング時に重要となる筋肉に刺激が入ります。
また、段差があるぶんだけ脚を持ち上げなくてはならず、下肢の前側にある筋肉も鍛えることができます。階段を用いると負荷が高まるため、下肢全体を効率的に強化できます。
体力が上がる
心肺機能は息が切れてるような、酸素が足りない状態を経験することで強くなります。そのため、筋肉と同様に身体に負荷をかけて酸素が不足するような状態になると、身体は進化、成長していきます。
心肺機能が向上すれば、それだけ息切れになりにくいということ。マラソンや長距離走などに必要な体力が向上するのです。
坂道ダッシュは高負荷のトレーニングで息が切れるため、心肺機能を強化できる酸素が足りない状態を作り出すことが出来ますよ。
足が速くなる
坂道はその名の通り、角度のある坂を蹴って登っていくトレーニングです。そのため、地面を蹴る筋肉がより強くなります。
陸上短距離走のスタート時に前傾姿勢になりますが、実は坂道ダッシュをしている時と似ている態勢に。スタートダッシュと類似の姿勢で身体を動かし続けるため、スタートダッシュに必要な筋肉が強化されていきます。スタートダッシュがスムーズに行えれば、最高速度まで達するスピードもUP。
また、前に蹴り出す力が強くなるということは、ダッシュの最高速も上げられます。このように坂道ダッシュを行えば、総合的に走るスピードを高められるというわけですね。