背番号の意味 〜野球編〜
スポーツ観戦する際には、選手を見分けるときに背番号を探したりもしますが実際にはどのような意味があるのでしょうか。今回は野球の背番号の意味について調べてみました。
野球の背番号について
野球の背番号はニューヨーク・ヤンキースが1929年に採用したのが始まりで、当時は選手の打順で背番号を割り当てていました。
日本で背番号が採用されたのは、1931年の選抜中等学校野球大会(現在の春の甲子園)だと言われているそうです。
①永久欠番
各球団で特別な活躍をした選手に敬意を示すために、その選手の背番号を使用せずに欠番とするケース。
・「14」沢村栄治投手(元読売ジャイアンツ)
・「15」黒田博樹投手(元広島東洋カープ、準永久欠番)
②外国人選手にとっての栄光の背番号
外国人選手にとっての栄光の背番号
海を渡り、日本にやってくる外国人選手。外国人選手に人気の背番号が「42」。
日本人にとってはあまり馴染みがない背番号ですが、アメリカでは偉大なプレーヤー、ジャッキー・ロビンソンがつけていた背番号です。
メジャーリーグでは「42」は全チームで欠番になっています。
そんな選手に憧れ、日本で「42」の背番号をつける外国人選手は多くいます。
同じ背番号でも、チームや国によって意味やイメージも違っているようです。
③ファン・サポーターの背番号
プロ野球ではファン・サポーターの背番号があるチームもあります。
応援しているファン・サポーターもチームの一員と捉え共に戦っていることを示すためです。
「26」千葉ロッテマリーンズ
「10」東北楽天ゴールデンイーグルス
の2つの番号があるようです。
高校野球の背番号
プロ野球では背番号とポジションが必ずしも一致していません。エースナンバーとされることが多いのは18番で、由来は歌舞伎で最も得意な芸を表す十八番(おはこ)だとされています。
高校野球では、以下の表の通りに背番号とポジションが一致しており、ピッチャーに割り当てる1番がエースナンバーとされています。
1番 ピッチャー
2番 キャッチャー
3番 ファースト
4番 セカンド
5番 サード
6番 ショート
7番 レフト
8番 センター
9番 ライト
なお、プロ野球では1軍の試合には出ない「育成枠」と呼ばれる選手もいて、100番や200番など3桁の背番号が割り当てられます。
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