みなさんはファステッドカーディオという言葉をご存知でしょうか?
減量している方、ダイエットしてる方の1つのトレーニングの方法ですね。
今回はそんなファステッドカーディオとはどんなトレーニングなのかを少しですが紹介したいと思います。

ファステッドカーディオ

ファステッドカーディオ(空腹時有酸素運動)
効果が発揮されるのには、ある条件が必要になります。
それは体が完全に空腹状態なっている事です。
この状態になるには、何も食べず10〜14時間必要です。
なので、一般的な生活では朝にしか出来ません。

実験データも

実際にも朝食前に有酸素運動・トレーニングを行った場合と
午後や夜間にトレーニングを行った場合の脂肪燃焼率が
最大20%もの違いがあると男性10人を使った研究結果があります。
この差は、長時間の空腹状態によりグリコーゲン貯蔵が枯渇し
体が貯蔵している脂肪を燃料源として利用するからです。

時間

ファステッドカーディオを行うときは長時間の有酸素運動は控えましょう。
ファステッドカーディオはカラダの中のエネルギーが枯渇した状態で行う有酸素運動です。
有酸素運動中は糖質・脂質・タンパク質(アミノ酸)がエネルギー源として消費されます。
朝一のカラダは糖質が枯渇している状態のなので脂質がエネルギー源として消費されますが同時に糖質が無い状態なので少なからずカラダの筋肉を分解してエネルギーを消費しようとします。
この状態を続けてしまうと筋肉が分解してしまう時間も長くなってしまうので長時間の有酸素運動は避けましょう。

最後に

就寝中にはカラダの中の栄養だけではなく水分も失われているのでファステッドカーディオを行う前には水分を補給しましょう。
ファステッドカーディオの前は食事をしたり、プロテインを飲まないようにしましょう。
理由としては、なるべくカラダの中のエネルギーが枯渇した状態で行いたいので食事やプロテインがエネルギーとして消費されないようにするためです。

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