最近よく耳にするようになった「大豆ミート」ですが、耳にしたことはあるけどたべたことはない方も多いのではないでしょうか。
今回は「大豆ミート」についてご紹介します。

そもそも「大豆ミート」とは?

大豆ミートとは、大豆の油をしぼり取ったあとの「脱脂大豆」といわれるものから、さらにタンパク質を取り出し、繊維状にしてお肉のように加工した食品で、食感や見た目がお肉そっくりになっています。

「大豆肉」「大豆タンパク」「ソイミート」「ベジミート」など様々な呼び方で呼ばれていていて、元々はヴィ―ガンなどの方向けに使われることが多かったのですが、栄養価が高く低カロリーなことが注目され始め、ダイエットに取り入れる方も増えてきています。

大豆ミートのメリット

①低カロリー・低脂肪・高たんぱく
大豆ミートは加工の段階で大豆の油分(脂肪)を圧搾して作られるため、脂質の量がとても少なくなります。
牛肩ロース肉で比較すると、100g当たり411kcalに対して、大豆ミート(ブロックタイプ)は約1/4の108kcal。脂肪はなんと1/50ととてもヘルシーです。
また、たんぱく質はお肉の1.5倍含まれているので、お肉の代わりのたんぱく源としても十分使うことができます。

②豊富な食物繊維・ミネラル・ビタミン
大豆ミートには、お肉に含まれない食物繊維がたっぷり含まれていて、一緒に食べたものの脂肪の吸収を防ぎ、排出を促すことで便秘の予防や解消につながり、腸内環境を整えます。
また、お腹の中で膨らみ、時間をかけて消化するため、食べ過ぎや間食を防ぐ効果も期待できます。
そして、三大栄養素のタンパク質・脂質・炭水化物をバランスよく含み、カルシウム・鉄分などのミネラル、ビタミンE・ビタミンB1などのビタミンも豊富に含まれています。

③大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、血流の促進やメラニン抑制作用により、肌荒れ・冷え性・アンチエイジングなどが期待できます。
そして、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをもっており、バストアップや女性ホルモンのバランスを保ったり、骨粗しょう症の予防に役立つと言われています。

大豆ミートの使い方

基本的には、お湯につけるか茹でることで戻すことができます。しかし、製品によっては湯戻し不要なタイプも増えてきているのでパッケージをよく確認してみてください。
大豆の香りが気になる方は、水でよく流すことで香りが抜けていくのでおすすめです。

大豆ミートにはミンチやブロックなどの様々な種類がありますが、初めて使う方はミンチタイプでハンバーグや餃子のかさましとして使ってみることから初めてみてはどうでしょうか。

慣れてきたら、1食分だけ大豆ミートをつかった食事に置き換えるだけで摂取カロリーを抑えることができるようになります。食感などはお肉によく似ているので、ストレスなくダイエットを続けられそうですね。
一度ぜひお試しください。

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