食欲が落ちて、だる~いと感じる時ってありませんか? 実はその疲れ、肝機能と関係があるかもしれません。
肝機能が低下すると、体に様々な影響が出できます。肝臓によいとされる食材を積極的に摂って、元気に過ごしませんか。

気温の寒暖差で肝臓が予想以上にお疲れ

気温の変化に体が適応しようとすると、大量のエネルギーが必要になり、これが疲労の原因のひとつとして考えられています。

エネルギーをつくるのは肝臓とされていますが、食生活のバランスが崩れたり、ストレスや深酒などで負担がかかると、そのエネルギーを大量に生み出せなくなるそうです。

そこに、季節の変わり目特有の気温の寒暖差が体に負担をかけています。
さらに、私たちは毎日、家事や子育て、仕事、友人知人とのお付き合いなどの活動を休むことができないので、体は悲鳴をあげてしまいます。

肝臓に良い食材をバランスよく摂る

日々元気に過ごすには、肝臓の調子を整えることを心がけましょう。
まずは規則正しい食生活を意識して、しっかりとバランスよく栄養を摂ることが大切です。
そしてストレスの少ない生活を目指すとともに、お酒などを飲みすぎないように注意しましょう。

それでも「疲れたな」と感じたら、肝機能によいとされる食材を、意識的に取り入れてみるといいかもしれません。

肝臓に良い食材と調理方法

●大豆
肝臓によいとされる必須アミノ酸が豊富。同様のアミノ酸は乳製品にも含まれていますが、動物性に偏るのではなく、畑のお肉である大豆からも摂るようにしましょう。朝食に納豆を添えてみるのもいいかもしれません。

●しじみ
昔から肝臓によいとされる食材。必須アミノ酸をバランスよく含み、ミネラルも摂れます。アミノ酸の一種であるオルニチン、タウリンは、とくに肝臓によいそうです。また、カルシウムや鉄分、ビタミンB群も豊富で、貧血予防も期待できます。しじみといえば、やはり味噌汁がいいですね。味噌に使われている大豆も肝臓によいとされています。

●枝豆
ビールのつまみといえば枝豆! 枝豆に含まれるアミノ酸の一種・メチオニンには肝臓を保護する働きがあるそうで、ビタミンB1と一緒にお酒好きの負担を軽減してくれるそうです。「ビールに枝豆」は理にかなった組み合わせなのです。おつまみ以外にも炊き込みごはんの具に使うなど、存分に枝豆を楽しみましょう。

●カキ
カキエキスに含まれるタウリンには、肝臓の機能を改善する働きがあるといわれます。滋養強壮にもよいとされ、中華風の炒めものや炊きこみご飯など、さまざまな料理に取り入れてみるのもいいかもしれません。

●卵
肝臓にかかるアルコールの負担をサポートしてくれるメチオニンが含まれているので、お酒を飲んだ翌朝などは、目玉焼きを添えた朝ごはんがおすすめです。

肝臓をいたわるためにも、このような食材を上手く食事に取り入れて、元気な状態で夏を迎えましょう!

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