最高速度は、瞬間的なもので、列車の乗る人にとっては、最高速度よりも、駅から駅まで、どれくらい短い時間でたどりつけるのかが大切だと思います。
そこで、「表定速度(ひょうていそくど)という考え方があります。これは、最高速度ではなくて、途中の駅にとまる時間や、カーブでスピードをおとしたりする時間などをふくめて考えたものです。
表定速度を見ると、どれくらいの時間で、行きたい駅にたどりつけるのかが、よくわかます

CRH380BL/中国

CRH380BLは中国高速鉄道CRH3型電車で、中華人民共和国鉄道部(中国国鉄)が第6次在来線スピードアップのために、ドイツのシーメンス社の技術供与によって中国の車両メーカーが製造する高速鉄道車両です。
2011年に営業運転を開始され、2011年1月9日に江蘇省 - 安徽省の区間で、時速 487.3 km を記録し、通常営業用車両での世界最高速度の記録を更新しました。
中国でもっとも表定速度の速い区間は石家荘―鄭州間で、区間距離382kmを81分で走ります。表定速度は時速283km。
中国では北京―南京間1021kmというとんでもないノンストップ区間があります。これを3時間39分で走る列車もあり、表定時速に換算すると時速280kmである。
日本に比べカーブや勾配が少なく、減速する必要があまりないからこれだけのスピードが出ている感じです。

TGV/フランス

1981年に登場。フランス国内線はもちろんのこと、スイス、ドイツ、スペイン方面の国際線でも使用している高速列車がTGVです。営業最高速度は300~320km/hで世界の高速列車のひとつです。表定速度のもっとも早い区間はロレーヌ―シャンパンニュ・アルデンヌ間で167kmを37分で走ります。表定速度は時速271kmです。フランスの高速鉄道TGVは在来線にも乗り入れるため、在来線区間では高速走行ができません。ですが、ロレーヌ駅、シャンパーニュ・アルデンヌ駅ともにTGV専用の駅であり、同区間は高速鉄道のメリットをフルに発揮できる駅になります。

東北新幹線E5系/日本

東北新幹線E5系は2011年3月5日から営業運転を開始した車両です。
東北新幹線E5系は、最先端の技術を集結し、走行性能と信頼性、環境性能、快適性のすべてを高いレベルで融合させた新世代の新幹線です。2011年3月5日より、「はやぶさ」として当時の国内営業最高速度300km/hで運転を開始。2013年3月16日からは、国内営業最高速度320km/hで運転を開始しました。
東京—新青森間713kmを最短2時間59分で走り、表定速度に直すと時速238kmとなります。ノンストップ区間大宮―仙台間294kmを1時間7分で走行し、表定速度は時速263kmで国内最高です。やはり最高速度と表定速度の間には開きがあります。
E5系は、最先端の技術を集結し、走行性能と信頼性、環境性能、快適性のすべてを高いレベルで融合させた新世代の新幹線です。

この先、リニアも出てきて、さらに早い鉄道に乗れるのはとても楽しみですね。
リニア方式で全線開業すれば東京と大阪が最短1時間7分でいけるみたいです。
これは凄いですよね。1時間で大阪なんてぷらっと行ってくるレベルですね。ちょっとリッチに梅田のお店までなんていうのも、もうすぐですね。

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