今シーズン注目されている阪神ドラ1佐藤輝明選手。
様々な評価の声は聞こえてきますね。
私は野手の1年目はそんなに期待していない派で、選手の実力云々より、やはりプロとアマの球の違いに対応するにはそれなり時間かかるとおもっているからです。

こう思い出したのは、近年強打者して活躍した・している大学・社会人からの目玉野手も、1年目は苦戦している印象があったからです。
そこで印象ではなく、どんなもんだったか調べていきます。

ソフトバンクホークス 松田宣浩選手

中京高等学校では通算61本塁打を記録。亜細亜大学進学。
2005年大学生・社会人ドラフト会議で、希望入団枠でホークスへ入団。
希望枠での入団ですので、実質ドラ1とみていいでしょう。
そんな松田選手の1年目の主な成績です。

出場試合 62試合
打席数 220
打率 .211
本塁打 3本
打点 18打点
OPS .582

やはり苦戦していますね。
初の二桁本塁打は3年目。この年からサードのレギュラーを掴んだ感じです。翌年はケガで46試合の出場に終わりましたが、5年目からガッチリと掴み今に至ります。

昨シーズン終了時で通算本塁打は287本。今シーズンで300本いくような強打者でも、大卒から数年は苦戦していましたね。

元ソフトバンクホークス 小久保裕紀

今年からホークスのヘッドコーチに入閣した小久保さん。
1993年にはキャプテンとして青山学院史上初の大学野球日本一。
1992バルセロナオリンピックでは、大学生で唯一選出され、予選リーグで2本塁打打つなど銅メダル獲得に貢献し、1993年ドラフトで逆指名で当時のダイエーホークスに2位で入団。
2位ですが、逆指名での入団。目玉選手ということで実質ドラ1として扱います。
アマ№1の即戦力野手との評価だった小久保さんの1年目の主な成績です。

出場試合 78試合
打席数 191
打率 .215
本塁打 6本
打点 21打点
OPS .596

即戦力野手として期待されながらも1年目は松田選手同様にプロの壁に当たったという成績でした。
しかし、2年目は本塁打28本でホームラン王獲得しており、前評判通りの活躍を2年目以降から残されてますね。

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