認知症について
認知症とは、さまざまな原因で脳の神経細胞が破壊・減少し、日常生活が正常に送れない状態になることをいう。
はじめに
みなさんは認知症という言葉をご存じでしょうか。
お年寄りの方がなりやすい病気だと思われますが、
どのような病気なのでしょうか。
今回は認知症についてご紹介したいと思います。
認知症
認知症とは、さまざまな原因で脳の神経細胞が破壊・減少し、日常生活が正常に送れない状態になることをいいます。認知症にはさまざまな種類があり、脳にあるアミロイドβやタウと呼ばれる特殊なタンパク質が蓄積されることで起こる「アルツハイマー型認知症(通称アルツハイマー)」は中でも最も患者数が多いです。その他、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血をきっかけに発症する「脳血管性認知症」、神経細胞にできる特殊なたんぱく質のレビー小体が脳の大脳皮質や脳幹にたくさん集まったことで発症する「レビー小体型認知症」などがあります。認知症は一般的に高齢者が発症することが多いが、30代の若い人が発症することも。
症状は
な症状としては、直前の行動を忘れてしまう、覚えていた人や物の名前が思い出せなくなるといった「記憶障害」、自分のいる場所や状況、年月日、周囲の人間との関係性などがわからなくなる「見当識障害」、料理の手順がわからない、服のコーディネートができなくなります。、善悪の区別ができなくなるといった「判断能力の低下」があります。またこれらの症状に、個々の性格や環境の変化などが加わることで、徘徊(はいかい)や弄便(ろうべん)、暴力・暴言、幻覚、物盗られ妄想、せん忘、異食、失禁・排尿障害、不眠・睡眠障害、うつ症状といった行動・心理症状(BPSD)が現れる場合もあります。
治療は
認知症には根本的な治療法はありません。しかし、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症は薬で進行を遅らせたり、症状を軽くしたりできる場合があります。。薬物治療には主に抗認知症薬として、ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンの4剤が使われています。また行動・心理症状(BPSD)が激しいときには、抗精神病薬や抗不安薬、抗うつ薬、漢方薬などを使います。ただ、認知症患者は飲み忘れをしやすいので、周囲の人間が正しい服用をサポートすることが重要。脳神経を活性化させ、進行を遅らせるためにリハビリテーションもよく行われます。リハビリでは見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れるといった五感を刺激することがポイントです。リハビリ方法には書き取りや計算、文章の音読のほか、回想法、作業療法、音楽療法、芸術療法、アニマルセラピー、園芸療法などがあります。ただ、リハビリを強要すると患者がストレスに感じて症状が悪化することが。患者本人が楽しく取り組める療法を選択することが大切です。
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