一年中食べれるけど、秋が旬!日本人には馴染み深い「鮭」
最近では寿司ネタとしてお馴染みの「鮭」。一年中食べられるイメージですが、旬は秋です。いまが一番おいしい時期ですね。
日本人には馴染み深い「鮭」
近年は寿司ネタとしてもお馴染みになってきた「鮭」は、その栄養価の高さからスーパーフードにも挙げられているんです。良質なタンパク質、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの不飽和脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなどの様々な栄養素が含まれています。
「鮭」の旬は9~11月ですが、いまでは一年中食べられるイメージですよね。出世魚であることから縁起がいいとされ、お歳暮やお正月の贈答品としても、この時期、大人気なんだそうです。
脳の健康を維持するDHAが豊富!
「鮭」に含まれるDHAは、脳の神経細胞で情報の伝達をスムーズに行える手助けをしてくれます。また、脳の成長を助ける働きがあり、学習能力や記憶能力のアップなどに役立つとも言われています。脳の神経細胞にDHAが豊富にあると、脳の働きが向上しますので、十分なDHAを取るように心がけたいですね。
血管の健康を保つEPAが豊富!
魚に多く含まれているEPAは、血管を健康に保つ働きがあると言われていて、心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞、血栓症などの予防効果が期待できます。
また、血管が詰まる原因の血小板の固まるのを防ぐ働きががるとされているので、血液をサラサラにし、血管の柔軟性を高める効果もあります。
抗酸化作用を高める!
アスタキサンチンは、天然色素のカロテノイドの一種の赤い色素成分です。動物の体内で合成することができないもので、鮭の他には、いくら、えび、かになどに多く含まれています。
アスタキサンチンは抗酸化作用が強く、体内で発生した活性酸素を消去し、体内の疲労回復を早めたり眼精疲労回復や脳の働きを守り、動脈硬化予防にも役立ちます。
痛風の改善や予防に!
「鮭」には、アンセリンという物質が豊富に含まれていて、筋肉に溜まった乳酸をエネルギーに変える働きを持ち、疲労を軽減させる効果が期待できます。また、痛風の改善にも有効な栄養素で、血中の尿酸値を低下させてくれる働きがあるそうです。痛風になる心配がある方や痛風を患っている方は、アンセリンを含む「鮭」を積極的に食べると良いそうです。
代謝をささえる!
ビタミンB2は、三大栄養素の 炭水化物、脂質、タンパク質 を体内でエネルギーに変える、代謝をささえる重要な働きをします。また、細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持、成長にも関わるので、女性や子供の成長には欠かせません。
骨や歯を形成してくれる!
「鮭」には必須ミネラルのリンが豊富です。リンは、カルシウムの次に多いミネラルで、約80%がカルシウムやマグネシウムと一緒に骨や歯をつくる成分になります。残りの20%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーや脂質の代謝に重要な役割を担っているそうです。
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