肌の潤いや弾力、髪のツヤや潤いなども保つ「コラーゲン」

「コラーゲン」はタンパク質の一種で、人間の身体にある全てのタンパク質の30%を占めているそうです。特に肌に関しては、潤いや弾力を支えている成分の70%がコラーゲンと言われています。年齢と共に肌に張りがなくなったり乾燥しやすくなるのは、体内のコラーゲンの量そのものが減少しているためのようです。

「コラーゲン」は肌ばかりでなく、髪の毛のツヤや潤いを保ったり、関節の負担を減らしたり、骨粗鬆症を予防したりと重要な働きをしています。コラーゲンとして摂取したタンパク質は、消化される際にアミノ酸などの成分に小さく分解されます。小さく分解された状態で腸に吸収されていき、血液とともに体中を駆け巡り必要な場所でコラーゲンになる性質を持っています。

「コラーゲン」を作る三つの栄養素

肌の表面でターンオーバーを繰り返す表皮と皮下組織の間にある真皮層の主成分がコラーゲンで、真皮の約90%を占め、肌の弾力やハリ、明るさを作りだしています。その材料が、“タンパク質”と“ビタミンC”、そして“鉄”です。この3つがそろって弾力のあるハリ肌が生まれます。

これらの栄養素をしっかりたっぷり摂ることが、ハリ肌への近道といえます。タンパク質や鉄が多いのは赤身の肉、さんまやかつおといった青背の魚、卵といったものがあげられます。

さらにビタミンCもたっぷり摂りましょう。新鮮な野菜、これからの時期は大根などの根菜類はもちろん、ほうれん草や小松菜といった葉物もたっぷり取摂り入れましょう。

乾燥に負けない肌に!「コラーゲン」でケアしよう!

秋が深まると、肌のかさつき等が気になりますよね。美しい肌のケアのために、「コラーゲン」ですね。

コラーゲンは分子が大きいため、肌から供給するにも限界があるので、食べ物で体内から皮膚に供給してもらったほうがよほど無駄がなく確実なんです。

これからは食欲の秋といわれるほど、美味しい食材が豊富ですから、美味しく食べて「コラーゲン」を摂取し、肌のトラブルをケアしましょう。

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