「免疫力」を高めよう!

世界的なコロナの流行により、日本人の衛生面や体調管理の意識は高まっていますが、ついにインフルエンザと風邪の季節も近づいてきました。これに対抗するためにも免疫力を高めておきたいですね。

「免疫力」は、風邪やインフルエンザなどのウイルスや細菌から感染をブロックするだけでなく、あらゆる病気にも関係します。アレルギーや癌はもちろん、高血圧や糖尿病、心筋梗塞なども免疫力と大きく関わっています。現代人は「免疫力」が低下してきていると言われていますので、免疫力を上げる生活や食べ物、運動で、強い身体を作っていきましょう!

食事習慣を見直そう!

食生活で「免疫力」を高める最もシンプルな方法は、暴飲暴食をさけ腸内環境を整えることです。免疫細胞の60~70%は腸にあると言われています。暴飲暴食は腸内環境の悪化に大きく影響し、腸内環境が悪いと免疫力も低下します。冷たい飲み物は胃腸を冷やすので、夏場にキンキンに冷えた飲み物ばかり飲むのは要注意です。

免疫力を高める食べ物には多くの名前が挙がっていますが、中でもおすすめ7つは、豚肉、卵、納豆、きのこ類、海草類、梅干し、緑茶、ヨーグルトなどです。これ以外の食べ物では免疫力を高めるフコイダンやβ-グルカン、整腸作用のある食物繊維を含む食品で、ヨーグルト以外の共通点は和食に多く利用される点です。昨今は洋食が人気ですが、和食には免疫力の向上に欠かせない要素がたくさんあるのです。

他にも、薬味に使われる香味野菜、発酵食品などもおすすめ。タンパク質、ビタミン、ミネラル、良質な脂質、ポリフェノールと、様々な栄養が作用し合って健康を維持するので、結局は偏らずに一日になるべく多くの食材を摂るのが最良です。

運動習慣を見直そう!

免疫力を高める運動には、ウォーキングや散歩がおすすめ、負荷が少なく続けやすいのがポイントです。気分転換やストレスの解消に効果的ですが、筋力がつくので体温の上昇にもつながり免疫力もアップしやすくなります。

激しい運動は体を鍛えられますが、体力を消耗してその分免疫力が下がります。一時的ではありますが、下がった免疫力の回復には時間がかかるため、その期間、風邪や病気になりやすい状況です。

入浴の仕方を見直そう!

免疫力を高める入浴法は、温度は40℃、時間は10分間です。そうすることで体温が1℃アップし、免疫力は5~6倍も高められると言われています。免疫力を正常に保っていられる体温は36.5℃とされています。体温が1℃下がると免疫力は30~40%も下がってしまいますが、現代人は36度にも満たない低体温の人達が増えています。

体温の上昇と血流のアップは免疫力を高めるのに大切です。血液やリンパとともにリンパ球の流れも良くなるので、身体の中(リンパ節)を巡回しパトロールする働きが高くなります。入浴のメリットにはリラックス作用で副交感神経の働きを高め、寝つきを良くする効果もあります。

睡眠習慣を見直そう!

睡眠も免疫力を高めるの重要なポイントです。とくに質の良い睡眠が免疫力のアップへとつながります。睡眠中に免疫物質を作りますが、特に睡眠の質が高くリラックスし副交感神経がしっかりと優位になった状態でいるのが重要です。最低5時間以上は必要ですが、それ以上に睡眠時間を摂っていても疲れが取れない体がだるいなど、質の悪い睡眠では免疫機能は正常に働いてくれません。結果的に、免疫力が低下して体調を崩しやすくなります。

毎日の生活を少しでも改善して、「免疫力」を高めよう!

「免疫力」を高めるにもいろいろな方法がありますが、いまから少しでも改善しておけば、冬までには強い身体を手に入れられるかも、、、ぜひ実践してみてください。

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