「年のせいだ」「うつ病だから仕方ない」などと疲れやだるさを軽くみていませんか?
低血糖症の症状はうつ病や慢性疲労症候群、貧血などととてもよく似ていますので紹介します。

低血糖症の症状

低血糖症だろ、体がものすごくだるい、震え、眠い、手足の冷え、イライラする、集中力の欠如、頭がぼーっとする、すぐ空腹になる、甘いものが欲しくなる、睡眠障害、めまい、記憶力の低下など引き起こします。
ひどくなると意識障害、こん睡状態にもなります。

また、低血糖症の症状は、うつ病、認知症、パニック症候群、統合失調症や更年期障害など精神疾患の様々な症状と誤診されることが多く、長い間治療をしても一向によくならない人の血糖値を測ったら低血糖症状が確認され、血糖値を正常値に戻すことで症状が劇的に改善されたというケースがあるそうです。

また、現代の子供たちは甘い食べ物や飲み物に囲まれ、日常的に砂糖を摂取しているためこうした症状を抱える子も多く、低血糖症により脳が機能低下を起こし、登校拒否や注意欠陥・多動性障害のADHDと間違えられてしまう子もいます。

こうした症状は社会生活、学校生活などに影響を及ぼし、人生にも大きな影響を及ぼします。

低血糖症にならない為には

【食生活の改善】
お米やパンなどの炭水化物を玄米、全粒粉などに切り替え、過食をしないようにする
コーヒーや紅茶などカフェインの高いものを減らす
白い砂糖で作られた甘いお菓子などを控える
食事のときは野菜からゆっくり噛んで食べる
亜鉛・酵素・ビタミンB群を摂る
少量を数回にわけて食べる
アルコール摂取量を減らす
ナッツや種などをおやつ代わりに食べる

【日常生活の改善】
適度な運動
朝太陽の光を浴びる
ゲームやテレビ、スマートホンをやりすぎることはビタミンB1を消費するため長い時間続けない
たばこをやめる

心当たりがある方は内科などで「ブドウ糖負荷試験」というのを受けてみましょう。
時間がかかる検査ですが、糖尿病予備軍かどうかもわかりますし、無駄な検査ではないと思いますよ。

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