夏野菜の代表格「ナス」

「ナス」は、キュウリやトマトと並ぶ夏を代表する野菜です。旬は6月から9月とされているが、一番おいしい時期は、肌寒さを感じるようになる秋の時期なんだそうです。身が引き締まり、食感がよく、味もしっかりと凝縮されていて、ナスの美味しさは“秋茄子は嫁に食わすな”と言われていたほどなんです。

「ナス」は、栄養成分の約90%が水分であることから、栄養がないと思われがちですが、実は栄養豊富で、ダイエットや美容、生活習慣病予防にまで効果的なんです。

アンチエイジングケアや生活習慣病予防に!

鮮やかな紫色が特徴的な「ナス」の皮には、ポリフェノールの一種である“ナスニン”と呼ばれる栄養成分が含まれます。これはブロッコリーやホウレン草などの野菜よりも強力な抗酸化作用をもつことから、シミやシワ、たるみ、ソバカスなどの肌トラブルを防いでアンチエイジングケアに活躍してくれるそうです。さらにナスニンは、コレステロール値を低下させる働きがあることが研究で明らかとなっています。このため、高血圧症や生活習慣病の予防などに効果が期待できると言われています。

デトックス効果!

「ナス」が豊富に含むカリウムは、体内の余分な塩分や水分などの老廃物の排出を促して、体内の体液バランスを整える働きがあります。カリウムが不足すると、水分をため込んでしまうので、顔や脚などがむくむ原因になるので注意しましょう。「ナス」は、ダイエット中に大敵なむくみ対策にも大活躍する野菜と言えます。

低カロリーでダイエットにも効果的!

「ナス」にはミネラルやビタミン、食物繊維などが含まれているのはもちろん、水分量が多いことから100g当たりのカロリーはおよそ22kcalと低カロリー!これなら、たくさん食べてもヘルシーですね。また、なすに含まれる食物繊維がお腹の中で膨れて満足感を得やすくしてくれるので無駄な食べ過ぎを防いでくれます。普段の食事で上手に取り入れれば、よりダイエット効果を高めることができます。

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