夏野菜。ズッキーニの効果をご存知ですか?
ズッキーニはメキシコ原産の野菜で、ウリ科カボチャ属のカボチャの仲間なんだそうです。栄養も豊富なズッキーニを調べてみました。
はじめに
ズッキーニを調べる前まで正直、キュウリの仲間だろうと思っていましたがズッキーニはメキシコ原産の野菜で、ウリ科カボチャ属に属するカボチャの仲間なんだそうです。緑色のものや、黄色のものがあるが、これは追熟による違いではなく、種類の違いである。なお、ズッキーニには、よく見かける細長い形のもの以外にも丸いものやひょうたん型のものなど、様々な種類があり、色が違っても形が違っても栄養価はほぼ変わらないとも言われているそうです。
栄養
①βカロテン
βカロテンは強い抗酸化力を持ち、体内に入ると必要な分だけビタミンAに変換される。ビタミンAには、抗酸化作用のほか、皮膚や口や鼻、喉などの粘膜の強化の作用、また、夜盲症の予防や改善の効果があります。
②ビタミンC
ビタミンCは水溶性のビタミンで、熱に弱いため調理などで失われやすい栄養素。水溶性のため、体内への蓄積などへの心配がなく、積極的に摂取しても安心なようです。強い抗酸化力を持ち、肌の状態を良くしたり、鉄分の吸収を助け、貧血の防止などの効果を持つ。
③食物繊維
キャベツやレタスと同じぐらいの豊富な食物繊維が含まれている。食物繊維の摂取は、便秘などに効果がある。
④カリウム
カリウムは、摂取量が不足している栄養素の1つで、積極的摂取が必要な栄養素である。カリウムはナトリウムを排出し、体内の塩分濃度を一定に保つ働きがあり、摂取することにより高血圧の予防などの効果がある。
調理&保存方法
①調理
ズッキーニは生食にむいていないので加熱して調理することで、美味しく食べることができます。βカロテンの特徴として脂溶性のビタミンのため、油と一緒に調理することで、より効率的に吸収することができます。
②保存方法
細長いタイプのズッキーニの場合、太さが均一でつやのあるものを選ぶと良いそうです。ズッキーニは冷凍をすると風味を損なってしまいます。よって、購入したら新聞紙に包んで冷暗所で保存し、なるべく早く使いきることがポイントのようです。
ズッキーニは栄養豊富で、加熱調理が向いているので、料理をする際には炒め物やラタトゥイユなどの煮込み料理、揚げ物などにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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