1年365日。
365日を12の月に分けているこの世界。

この12の月にはそれぞれ誕生石といわれるものがあります。
女性ですと、自分の誕生月と同じ誕生石をプレゼントされた事があったりなどで、
把握されている方も多いとは思いますが、すべての月の誕生石を把握している方は少ないと思います。
ここでは8月の誕生石のペリドットとカーネリアンを少し紹介したいと思います。

ペリドット

ペリドットは、色がイエローイッシュグリーンからグリーニッシュイエローであり、オリビン(カンラン石)という鉱物の宝石変種です。

これまでの歴史において、ペリドットは、トパーズやエメラルドなどの他の宝石とよく間違えられていました。
実際のところ、「トパーズ」という名称の由来であると伝えられている紅海のトパズィオス島からペリドットが産出されていました。ドイツのCologne Cathedral(ケルン大聖堂)にある三聖王の神殿を飾る200カラットの宝石はエメラルドであると考えられていましたが、実は8月の誕生石であるペリドットなのです。
歴史家の中には、クレオパトラの有名なエメラルドのコレクションは、ペリドットであったかもしれないと疑う人もいます。
 
ペリドットという言葉は、宝石を意味するアラビア語のfaridatに由来します。この8月の誕生石は、古代および中世の多くの文化で貴重なものと考えられていました。紀元前2世紀には早くも司祭が宝飾品として着用し、その後は中世ヨーロッパで聖杯や教会にて使用されました。また、ペリドットの誕生石は、着用者から悪霊や夜の恐怖を追い払う魔よけとして何世紀にもわたって使用されています。

カーネリアン

7月の誕生石カーネリアン。和名紅玉髄。

カーネリアンの語源はラテン語で「肉」を表すCarnisだとする説があります。
そのイメージに違わずカーネリアンの石言葉は「勇気」「友情」「喜び」といった活気あふれるもので、パワーストーンとしても有名です。

カーネリアンは赤味を帯びたオレンジ色の石です。聖書の時代には赤い石の代表でした。
ツタンカーメン王(紀元前1350年頃)の黄金マスクにはラピスラズリ、ターコイズと共にカーネリアンが赤の彩りを添えており、装飾品や工芸品として、古くより愛されており、ナポレオンも、この石で印章をつくったことが知られています。
とても明るく、元気な波動を放つカーネリアンは強さや勇気を与えて、エネルギーを高めてくれる石といわれています。

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