もしかするとそれってアルハラかも!!気を付けましょう。
アルハラとは、アルコール・ハラスメントの略で、飲酒に関連した嫌がらせや迷惑行為、人権侵害のことを指します。具体的にどんな行為がアルハラに該当するのでしょうか。
まだまだ、感染者も出ているので気を付けなければならない状況ですが、緊急事態宣言も解除され、時短営業も緩和されてきました。気温も30°c近い日が多いので仕事終わりなどに飲みにいくケースも増えてくる事だろうと思います。ある程度の年齢ならば無茶な飲み方をしたり、させる事はないと思うのですが、自粛明けでなので何時もよりペースが早くなる事もあるかもしれません。そういった背景もありテーマをアルハラにして、まとめてみました。
アルハラとは
職場の飲み会で、飲めないお酒を無理にすすめられた経験はありませんか?それはアルハラです。アルハラとは、アルコール・ハラスメントの略で、飲酒に関連した嫌がらせや迷惑行為、人権侵害のことを指します。
① 一気飲み
一息で飲み干す「イッキ飲み」や早飲み競争などをさせること。
② 酔った上での迷惑行為
酔ってからむこと、悪ふざけ、暴言・暴力、セクハラ、その他のひんしゅく行為。
③ 飲酒の強要
集団ではやしたてたり、罰ゲームといった形で圧力をかけ、飲まざるをえない状況に追い込むこと。
④ 意図的な酔い潰し
酔い潰すことを意図して飲み会を行うこと。傷害行為にもあたる。
⑤ 飲めない人への配慮を欠くこと
本人の体質や意志を無視して飲酒をすすめたり、飲めないことをからかったりすること。宴会に酒類以外の飲み物を用意しないことも該当するそうです。
中には、これも該当するのかというのがあった方は頭の片隅にでも入れておいた方がいいですね。
アルハラのパターン
アルハラを受けた事があるかないかという300人を対象にした調査では、受けた事がある人の割合が30.9%でした。更に飲めない、飲みたくないのに、お酒をすすめられたら断り切れない1番の理由は、やはり上司や先輩から勧められた場合のようです。よって部下や後輩と飲みにいく時は、こんな時代なので注意する必要もありそうですね。誰からアルハラをされたかというアンケートでは上司からという回答が約9割というデータもありました。
①上司から
②同僚から
③取引先から
④後輩・部下から
相手が嫌だと感じたら、それはアルハラというのが今の時代なので、自分も昔そうされたからという考えだと痛い目にあってしまうかも。
アルハラの対処法
アルハラにあった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。アルハラを受けた人の中には、例えば車の運転をするからといった法的な事情や、医者から止められているといった体調面の事情など上手に伝え、断っている人もいるそうです。上記以外だと
① 明日の仕事への影響を伝える
明日仕事にならないから無理など。
② その場から離れる
気分が悪くなったと言って席を立つ
トイレに行くといって、その席に戻らない
③ 助け舟を出してもらう
席を変えてもらった
他の上司に断ってもらう
ベストはハッキリ断る事だと思いますが、なかなか難しい場合もありますよね。自分にあった対処法を見つけましょう。部下の多い方は自身も注意する事も大事ですが、部下も気に留めてあげるといいかもしれません。
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