内出血した時に対処法
打撲したあとに皮膚が青から紫色になることは、皮膚の下に出血したことを意味しています。これが皮下出血です。この皮下出血や肺や腹の中に出血することを内出血といい、多量に出血すると生命の危険があります。
はじめに
みなさんも小さい時など、ケンカしたりぶつけたりしてあざになった事はないでしょうか?
あざが出来る事は内出血してるという事ですね。
内出血と言われても。ピンとこない方もいると思いますので、
今回は内出血について少しですが紹介したいと思います。
内出血
打撲したあとに皮膚が青から紫色になることは、皮膚の下に出血したことを意味しています。これが皮下出血です。この皮下出血や肺や腹の中に出血することを内出血といい、多量に出血すると生命の危険があります。
出血した血液はふつう、もちのように固まり止血させる性質があります。しかし、水の中では固まることができず出血し続けます。また脳梗塞や心臓の病気で、あるいは血管や心臓の手術をしたあとに服用している薬のなかには、血の流れをよくするためのものがあり(アスピリン製剤、血液抗凝固薬、微小循環促進薬など)、このような薬剤を服用している人は出血がとまりにくく、皮下出血も思いのほか多くなり、消えるまで長い期間がかかります。時には、大したけがでもないのに大出血を起こします。
症状
内出血は、受傷後4~5日すると、体幹部の出血部分は、打撲した部分を中心に輪になり、それがだんだん大きくなります。やがて、日にちが経つに連れ、少しずつ薄れてきます。上肢部や下肢部の出血部分は、血液が手先・足先に移動します。内出血がある場所は、痛みやすく、運動制限が起きます。多くの場合、約2週間から3週間にわたり、内出血が残ります。ひどい打撲は内出血が消えるまで1ヶ月近くかかる人も多くみられます。痛みや運動制限はそのままです。
対処法
■REST=安静にする
打撲した部分を無理に動かすと、痛みが増したり悪化したりする場合があります。
患部を動かさず、痛みのない姿勢で安静にしましょう。
■ICE=冷却する
痛みを軽くし、内出血や炎症を抑えるために、患部やその周りを冷やします。
打撲した部位を中心に、氷などを入れたビニール袋や冷却パックで、15~20分を目安に冷やしてください。
なお、冷やし過ぎると凍傷になる恐れもあるため、氷は患部に直接当てないようにしましょう。
■COMPRESSION=圧迫する
圧迫することで腫れや内出血を防ぐことができます。
伸縮性のある包帯やテーピングで、打撲部位を適度に圧迫しながら巻いて固定しましょう。
なお、圧迫が強すぎると、血流が悪くなったり神経を圧迫したりすることがあるため、強さを加減して行うようにしましょう。
■ELEVATION=高く挙げる
打撲した部位を心臓より高い位置に保つことで、内出血を防ぎ、傷みを緩和することができます。
椅子や枕、クッションなどを利用し、患部をできるだけ自分の心臓より高いところに持ち上げましょう。
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