仕事で、よく使う言葉「恐れ入ります」。使い方は?
「恐れ入ります」という表現があります。ビジネスシーンでよく使うそれですが、複数の意味を含んでいるため、さまざまなシーンで応用できるそうです。
「恐れ入ります」の意味
「恐れ入ります」は上司や取引先など目上の人や敬意を表したい相手に使います。丁寧でやんわりとした印象を相手に与えるので、電話応対や来客応対などさまざまなビジネスシーンで使えるのがポイント。この「恐れ入る」には、5つの意味があるそうです。
①大変恐れる
②あやまちをさとってわびる。また恐縮する
③かたじけなく思う。もったいないと思う
④相手の力量や実力に圧倒され、屈する
⑤全くあきれる
このように、複数の意味があります。状況によっては「申し訳ございません」や「ありがとうございます」など、相手にわかりやすい言葉で伝えたほうがいい場合もあるでしょう。怖いのが、便利な反面、意味をきちんと理解し、臨機応変に言葉を選ばないと誤解を生んでしまう可能性もあります。
使い方
①相手に何かを頼むときの「恐れ入りますが」
お忙しい時間に恐れ入りますが、〇〇して頂いてもよろしいでしょうか。
②相手に何かを尋ねるときの「恐れ入りますが」
恐れ入りますが、○○様はいらっしゃいますか?
「すみませんが」に言い換えることもできますが、これだとビジネスシーンではカジュアルな印象を与えることがあるため、注意です。
③感謝やお詫びの気持ちを伝える「恐れ入ります」
ありがたいお言葉、恐れ入ります。
上司が褒めてくれた場合の返事として、「ありがとうございます」でも間違いではありませんが、「恐れ入ります」を使うことで、謙遜と感謝の両方の意味を込めることができるそうです。
④勝負などで負けたことを認める「恐れ入りました」
この度の勝負も恐れ入りました。
⑤驚きや呆れたことを伝える「恐れ入りました」
鋭いご指摘には、恐れ入りました。
驚きや感動した場面にも使うことができます。自分をへりくだり、相手への敬意を伝える表現です。
似ている表現
① 申し訳ございません
自分の言動に非がある場合、謝罪の気持ちを込めて「恐れ入ります」と言うのを使う方がいるそうですが、この場合、正しくは「申し訳ございません」を使います。「恐れ入ります」は、自分に非はないけれど相手に配慮したいときに用いる言葉と理解するのが良いでしょう。
② お手数をおかけします
感謝とお詫びを伝える「恐れ入ります」の言い換え表現として、「お手数をおかけします」があります。これは「時間と労力をとらせてしまうかもしれない」というお詫びの気持ちを含むと同時に、相手への感謝も込められています。
③ すみません
「すみません」も相手へのお詫びやお礼、依頼をするときに用います。ただし、ビジネスシーンなどで使うと、カジュアルな印象になるので、使わない方が良さそうです。
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