自分の誕生石を知っている人は多いと思います。
特に男性より女性の方が詳しいでしょう。
しかし、誕生日花を知っている人は少ないのではないでしょうか。
誕生『日』花と、名前が付くぐらいなので、1日1日に誕生日花があります。
ここでは9月8日の誕生日花を少し紹介します。

※誕生日花は複数ある場合もあり紹介出来ていない誕生日花もあります。

ホウセンカ

暑さに強く、丈夫で育てやすい。茎は太めで直立し、葉は互生する。
花は葉腋に左右対称2〜3花ずつ咲く。花弁とがくは各5枚で、下のがく片の後ろに距がある。
本来の花の色は赤だが、園芸品種の花には赤や白、ピンク、紫のものがあり、また、赤や紫と白の絞り咲きもある。
現在の園芸種は、大半が椿咲きと呼ばれる八重咲きである。
また、距のないものもある。本来は草丈が60cmくらいになるが、近年草丈20〜30cmの矮性種が好まれている。
頂部に葉が多く、花が目立たないため花壇の景観には工夫が必要。

赤いものは昔から女の子が爪を染めるのに使ったため、ツマクレナイ、ツマベニ(爪紅)の名がある。
爪にホウセンカの汁を塗り、初雪が降るまで色が残っていたら恋が実ると言う伝承もある。
沖縄では「てぃんさぐ」と呼ばれ、「てぃんさぐぬ花」は広く知られた民謡である。
その歌詞にもこの花で爪を染める話が扱われている。

触れるとはじける果実は非常に目を引く特徴である。
花言葉の「私に触れないで」もそれに由来する。
歌謡曲にもあるが、いずれも種を飛ばすことに絡めてある。現代医学的には誤りであるが、ホウセンカの種をそのまま飲めば、のどにつまった魚の骨が取れるという伝承が長野県秋山郷にあったようです。

イワヒバ

イワヒバは、ヒカゲノカズラ植物門イワヒバ科に属するシダ植物の1つである。和名の由来はその枝葉が桧に似ており、岩の上に生じることからで、別名をイワマツ(岩松)とも言う。
イワヒバ科に属する他の植物と同様に、細くて分枝した茎に鱗片状の小さな葉を密生させる。
ただし、イワヒバ以外は、茎の先端が伸び、細長く地上をはい回り、コケ状になるが、イワヒバの茎は伸び続けず、数回の分枝をするとそれで止まってしまい、新たな茎がその基部から出る。新たな茎の出る中心部からは茎が放射状に出る。

またその部分からは細かいのが出て、次第にその先端が持ち上がる。
つまり根の塊が茎のように見え、その先からは葉状の茎が放射状、水平に出るので全体の姿はソテツかヤシの木のようにも見える。この葉状の茎は乾燥すると丸く縮まって集まる。

主として岩場に着生する。樹上に出ることは少ない。
比較的乾燥した岩場にも出現するが、日陰やあまり水の当たるような場所には出ない。
多くの場合、多数の株が集まって生育しその根が集まって岩盤の上にクッションを形成する。
そこに根を下ろす植物もあり、何種類もの着生植物が集まった群落を形成することも多い。
日本ではほぼ全土にわたって分布域があるが温帯域より下に生息し、国外では東南アジアの高山にかけて分布する。

関連するまとめ

子どもに将棋を教えるコツ教えます

今日11月17日は将棋の日です。近年では知育や育脳といった幼児教育で注目を浴びている将棋。子どもに教えるコツ…

挑戦を越えて。障害者アスリートの勇気ある物語

4年に一度の祭典、オリンピック・パラリンピック。この舞台で繰り広げられるアスリートたちの物語は、ただのスポー…

テックボールという競技とは

テックボールは、サッカーをもとにした新しいスポーツであり、プロのサッカー選手に加えて、技術、集中力、スタミナ…