相撲

日本の国技である相撲。その起源は古く、日本神話の時代から存在するのではないかとも言われています。古事記の中でも、神々が相撲を使って勝敗を決めたという記述があります。

古事記が記されたのが720年であったと考えるなら、その歴史がいかに古く、昔から相撲が愛されてきたということがよくわかります。元々は神儀の意味が強かったところ、やがて武士の訓練から発展し、競技となっていきます。大相撲のルーツを作ったのは相撲大好き武将の織田信長と言われています。

土俵の上で、まわしのみを身に纏って力と力でぶつかり合い、勝敗を決める競技である相撲は、勝敗が短時間で決まり、素人目にもわかりやすく、放たれる技の数々は実に豪快なので、いまでも多くの方に愛されています。

剣道

剣道のルーツは、刀の出現から始まるそうです。武士たちが刀を持って戦うようになった戦乱の時代、いくつもの剣術の流派が生まれていきました。

江戸幕府が開府され、争いの少ない穏やかな時代が訪れたことにより、剣術は人を殺す技術から武士としての人間形成を目指す「活人剣」へと変化していきました。さらに技術論のみでなく、生き方に関する心法まで広がっていったと言います。これが、現在の剣道に繋がる核となっていると言えます。

防具を身に纏い、相手がどこを打ってくるのか、どんな隙を狙ってくるのかを読み合って勝利することを目指すのが剣道。一対一のサムライさながらの勝負であり、同時に技術と“思考の瞬発力”の両方が要求される競技と言えます。

その競技性から、学校の授業でも取り入れられ、老若男女問わず出来るスポーツとして広く愛されています。

ポートボール

ポートボールは、小学校の時に経験された方も多いのではないでしょうか。横文字の名前のため外国生まれなのかと思いきや、このスポーツはれっきとした日本生まれ日本育ちのスポーツなんです。

この競技はバスケットボールにそっくりですが、バスケットボールと違ってゴールするのはゴールマンというポジションを務める選手となっています。設置されたゴール台の上にゴールマンが立ち、その選手にボールをパスしてキャッチすることで得点になるのです。

ただし、ゴールマンの前には敵チームのガードマンというポジションの選手が立ち塞がっており、そのガードを突破しゴールマンにボールを渡す=シュートをします。

元々は、バスケットゴールを買うお金のない貧しい学校でもできるように、と編み出されたスポーツなんだそうです。

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