●永平寺
今から約760年前、寛元2年に道元禅師によって開創された出家参禅の道場。樹齢約700年の老杉に囲まれた約10万坪の広さを持つ境内には大小70棟余りの建物が並び、今も常に200余名の僧が日夜修行に励んでいます。2015年にはフランスの旅行ガイド本「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に2つ星で掲載されました。

●福井県立恐竜博物館
恐竜化石の一大産地・福井県勝山市にある、「恐竜」を中心とした国内最大級の地質・古生物学博物館。44体もの恐竜骨格をはじめ、巨大なジオラマ、迫力満点のダイノシアターなどは見ごたえ抜群。2017年に国の天然記念物に指定された恐竜発掘現場を含む「野外恐竜博物館」へは、ここから専用のバスツアーでアクセスできます。

●東尋坊
日本海の荒波の浸食によってできた、高さ20メートルにもおよぶ断崖絶壁の景勝地「東尋坊」。海岸線に約1キロメートルに渡って広がる「輝石安山岩の柱状節理」は世界中に3ヶ所しかないといわれ、国の天然記念物に指定されています。迫力満点の全容は、高さ55メートルの東尋坊タワーや遊覧船からも眺めることができます。

●越前ガニ
獲れる場所によって名称が変わるズワイガニは、福井県では越前がにと呼ばれます。毎年11月6日に漁が解禁すると、県外からも多くの越前がにファンが訪れます。新鮮な越前がには、お刺身でもしゃぶしゃぶでも焼いても、何をしても絶品！黄色いカニマークのタグが越前がにの印なので、要チェックです！
また、王道の越前がにではなく、福井県民がこぞって食べるメスのセイコガニも絶品。内子（卵巣）、外子（卵）、味噌を混ぜれば、日本酒のおつまみにぴったり！

●越前そば
福井県はそばの生産量が全国トップクラスのそばどころです。福井県ではそば殻ごと挽き込んでお蕎麦にすることが多いので、越前そばは、普通のお蕎麦よりも歯ごたえがあって黒っぽいのが特徴。
さらに、面白いのが食べ方。越前そばは、「ぶっかけ蕎麦」と言われることもあり、お皿にそば、大根おろし、ネギや鰹節、出汁が全てかかった状態で出てくることが多いです。
ほとんどの方がつゆにつけて食べる食べ方に慣れていると思うので、最初はちょっとびっくりするかもしれませんが、お蕎麦の香りと大根おろしの辛味、出汁の旨みが絶妙に絡み合って、一度食べたら病みつきになること間違いなし！福井県に来たら必ず試したいご当地グルメです。

●鯖寿司
かつて福井（若狭）は、伊勢、志摩、淡路などと並んで、天皇が召し上がる食事（御贄・みにえ）を京都に納める御食国でした。若狭周辺で獲れた魚は、若狭ふぐ、若狭がれい、若狭ぐじなど、「若狭」の名前をつけて呼ぶことも多く、古くから「若狭もん」として、京都で珍重されてきました。
その中でも代表的な魚が鯖だったため、それらを運ぶ道は「鯖街道」を呼ばれています。その鯖街道の出発点は福井県小浜市であり、福井県内では現在でもへしこや鯖寿司など、鯖を使った加工品が名物として親しまれています。
福井県小浜市内では、この鯖寿司を提供しているお店がたくさんあるので、食べ比べを楽しむのもおすすめ！また、福井県坂井市にある三国町では、今や福井県名物ともなっている焼き鯖寿司発祥のお店があるなど、やはり、鯖街道出発点の福井県と鯖は切っても入れない関係にあるようです。福井県に来た際には、ぜひ鯖を使った名物グルメを楽しんでください。

●ファンタジックイルミネーション
福井県の芝政ワールドでは、国内最大級の広さを誇る屋内のイルミネーションが楽しめます。まるで森の中に迷いこんだような「グリーンオアシス」、魚たちが泳ぐ海のような空間「ブルーオーシャン」、怪しく灯る紫のランタンが印象的な「パープルケイブ」、ピンク色をモチーフにした「ピンクパラダイス」、金色の光で輝く「ゴールドリーフ」が登場。各エリアで表情の異なるきらめくイルミが楽しめます。

●水仙岬のかがやき
日本の夕陽百選の景勝地、越前岬水仙ランドを彩るイルミネーション。日本水仙の三大群生地としても知られる越前岬(水仙岬)に約1万6100個のペットボタルが設置され、水仙をイメージした電飾の花を咲かせます。ソーラーパネルが使用されたペットボタルは、日没を感知して自動点灯がはじまり、30分おきに白+ゴールド、緑+紫と色が変わり、約4時間後に自動消灯します。見頃は18:30から19:30の間。凛と輝くイルミと夕陽の絶景コラボが楽しめます。