「畑のお肉」と呼ばれる大豆の栄養がぎっしり!

「豆乳」は大豆の煮汁のことで、大豆に含まれる栄養素がたっぷり含まれています。有名なイソフラボンのほかにもレシチンやサポニン、大豆たんぱくやオリゴ糖などがあり、それぞれがカラダに働きかけて健康に良い影響を与えるとされています。例えば大豆たんぱく質は血圧上昇を抑え、血中のコレステロールを低下させる作用があります。同じく含まれているリノール酸には血管内の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす作用が。このように血液をサラサラにする効果が豆乳の嬉しい効果の1つです。夏場は汗をかきやすく、アルコールを摂取する機会が多くなるのでそのまま過ごすと血液がドロドロになってしまうこともあるので、少し飲みすぎてしまった日こそ朝豆乳を飲むと全身に酸素と栄養素がまんべんなく行き渡り、疲労回復にも効果的です。

キレイに痩せるためにも「豆乳」はオススメ!

また、抗酸化作用が高いサポニンという成分には脂肪の排出効果もあります。ついてしまった脂肪を落とすのは運動で、と思いがちですが、意外に食べることでも効果的に脂肪を減らすこともできるみたいです。これは嬉しいですね。

低カロリーで栄養豊富、しかも糖質や脂肪の吸収を抑える働きがあるので、ダイエットにもオススメ。朝ごはん代わりに豆乳とバナナをミキサーで混ぜたものを飲む朝豆乳ダイエットや、食事前30分に豆乳を飲むことで空腹感を抑え、ドカ食いを防ぐ食前豆乳ダイエットなどというものもあるように、良質なタンパク質を豊富に含んでいるので、食事制限によるダイエットでタンパク質が不足することで、髪がぱさぱさになったり爪が割れたりするのを防いでくれる効果も期待できます。タンパク質は動物性のものよりも植物性のもののほうが吸収しやすく、体に使われやすいので、まさに豆乳はキレイにやせるためにオススメの食材なのです。

コレステロールも下げてくれる!

実はコレステロールが下げる効果もあるんです。「豆乳」に含まれている大豆たんぱく質、サポニン、レシチンなどが含まれているからです。もともと食事に含まれるコレステロールは、肝臓でつくられた胆汁酸と十二指腸で一緒になり、吸収されやすい形になって小腸へ送られ、そして小腸から吸収されて、肝臓に運ばれます。大豆たんぱく質を摂取すると、胆汁酸は、コレステロールではなく大豆たんぱく質とくっつくため、コレステロールがくっつくはずの胆汁酸が少なくなり、コレステロールの吸収量が低下し、体外に排泄されます。そのため、コレステロールが下がるそうです。また、大豆に含まれるえぐみ、渋味、苦味のもとになる成分であるサポニンにもコレステロールを下げる効果があり、

さらに、レシチンには、水にも油にも溶ける性質(乳化性)があり、脂肪を分解したり、脂肪を固まらせないなどの作用があるため、血液中のコレステロールを溶かして外へ排出するのを助けます。そのためコレステロールが血管にへばりつくのを防ぎ、コレステロール値を下げてくれる効果が期待できるんです。

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