日本にも沢山いい場所はありますよね。今はコロナウイルスの影響で外出自粛要請が出されていますが、状況が落ち着き次第で行ってみたい場所をピックアップしておこうと思います。今は自分で調べてみて、行った気分になろうと考えました。どちらにしても、いずれ必ず行くので前段取り気分で書いています。皆さんの参考になれば幸いです。

①知床

北海道の北東に位置する知床。オホーツク海に面するこの地域には豊かな自然が広がり、数多くの動植物が生息しています。中には絶滅危惧種などの動植物も生息し、世界遺産に登録されていることでそれらの動植物が保護されることにもつながっています。

知床が世界遺産に選ばれた理由
1. オオワシ・シマフクロウといった絶滅危惧種に指定された動物がいる。

2. 流氷がもたらす豊かな海洋生態系と、原生林などからなる陸上の生態系が相互に密接に関係している。この相互関係が知床独特である。

3. 国立公園に指定されている個所が多く、法的整備で環境を守れる。

一言でいうならば雄大な自然があるからです。知床は海と陸の食物連鎖が見られる自然環境はとても貴重で、自然遺産を審査するIUCNに評価されて、世界遺産に登録されることになりました。知床半島の自然環境はこの半島だけの独特な環境によって、半島全体で調和の取れた生態系が保たれています。

楽しみ方

1. 知床五湖
知床五湖を歩く、といっても、方法は大きく2つにわかれます。高架木道と自然遊歩道です。
・高架木道
高架木道は知床五湖駐車場から、知床五湖のうちの「一湖」湖畔まで続く、往復1.6mの木道。段差なしのバリアフリーなので、車椅子の方でも行くことができます。
・自然遊歩道
自然遊歩道は、ヒグマも住む知床五湖の森を歩くルート。そのため、時期により、ガイドツアーに参加しないと歩けない、ガイド不要でも事前レクチャー必要&人数制限ありなど、制約がつきます。

2. カムイワッカ湯の滝
知床五湖のさらに奥にあるのが「カムイワッカ湯の滝」。滝自体が温泉になっていて、滝つぼに入って遊んでいる写真をよく目にします。
カムイワッカ湯の滝は、知床五湖駐車場からさらに12kn先にあります。そしてこの道が細い&ダート(未舗装)。運転に自身がないという方は避けたほうがよさそうです。また、時期により通行規制もあるみたいです。

3. フレペの滝
フレペの滝へは通常、ウトロから車で8分程度(5km)にある「知床自然センター」から歩きます。とはいえ、こちらももちろんヒグマが出る場所。経験の少ない方はガイドツアーに参加して行くことを強くおすすめのようです。

4. 羅臼湖
知床最大の湖の羅臼湖へ続く道は、高山植物が咲き、また6~7月には残雪の上を歩けるという魅力的なトレッキングルートです。
羅臼湖へは、知床ウトロ側と羅臼側を結ぶ、知床横断道路の知床峠から羅臼へ向かって降りる途中にあります。ここは駐車場がなく、またここへバスも4往復(ウトロ~羅臼間)しかないため行きづらいですね。ヒグマも出るそうなのでガイドさんのいるツアーで行くのがオススメのようです。

最後に

知床五湖に夏休みシーズンに行こうという方、要注意です。

知床五湖の駐車場に限りがあるため(台数100台)、数百メートルの渋滞が発生し、1時間程度待つこともあります。なお繁忙期は手前の知床自然センターからシャトルバスがでていますので、そちらを利用するのがおすすめのようです。

・注意点
ホテルはウトロに多く、羅臼は少ないそうです。
知床の自然はやはり2~3日かけてゆっくりと楽しむのがおすすめのようで、その場合の宿泊ですが、宿泊施設と客室数が多いのはウトロ側。100室以上持つ大型ホテルも多数あるのがウトロ地区。逆に羅臼地区は大きな宿でも50室弱のようです。

季節ごとに楽しみ方が色々とある、知床。さすが世界遺産ですね。海上を楽しむツアーなんかもあるので、奥が深い場所ですね。

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