江戸東京博物館

両国駅近く、両国国技館の隣にあるのが、都立江戸東京博物館です。1993(平成5)年にできました。江戸・東京の歴史と文化に関係する資料を収集、保存、展示しています。地上7階、地下1階の構造で、高さは地上約62メートル。江戸城の天守閣の高さとほぼ同じです。
絵図・浮世絵などの資料や、城下町の江戸に関する展示室の「江戸ゾーン」、明治維新、文明開化、関東大震災、東京大空襲などの展示室の「東京ゾーン」、江戸や東京の文化をテーマにした「第2企画展示室」の3つに分かれています。さまざまな調査・研究を踏まえ復元した、実物大模型や当時の様子を忠実に再現した縮尺模型などが豊富に展示されています。江戸、東京の都市文化や、人々の生活を楽しみながら学ぶことができます。
江戸ゾーンにある「江戸中村座」は、当時の江戸堺町にあった歌舞伎の芝居小屋「中村座」を再現しています。中村座は幕政時代に興行を許可された江戸三座のひとつで、武家たちや庶民にとって最大の娯楽でした。

江戸ゾーンの「両国橋西詰」がある両国は、浅草に引けを取らないほどのにぎわいをみせた盛り場でした。1657年の明暦の大火後に両国橋が架けられ、東西の橋詰に火除けの明き地として広小路が整備されて、盛り場として急速に発展していきました。
東京ゾーンの「銀座煉瓦街」には朝野新聞社(ちょうやしんぶんしゃ)の社屋など、代表的な建物が並んでおり、当時の銀座4丁目交差点付近を再現しています。

野球殿堂博物館

1988年の東京ドーム建設に伴い、ドーム内に移転した日本で唯一の野球専門の博物館である野球殿堂博物館。プロ・アマ球界で活躍した名選手や、現役選手のユニホームとグラブの展示、野球の歴史などを見て楽しめます。野球少年にはたまらない博物館です。プロの投手の映像と対戦できるバッターボックス体験や、日本の野球界に貢献し功労者表彰を受けた野球殿堂入り選手のレリーフなどもあります。
野球殿堂とは日本の野球界に大きく貢献した選手の功績を永久に讃え顕彰するため1959年に創設されました。殿堂入りした受賞者はブロンズ製の肖像レリーフで、殿堂ホールに掲額され永久に名誉を讃えられます。

野球場のロッカーをイメージして作られた12球団それぞれの展示ケースには、主力選手のユニホームやグッズが並び、日本球界を代表する選手の用具を間近に見られます。このコーナーは毎年開幕前に更新されており、前年に活躍した選手の用具が新たに加わるので一層楽しめます。

お札と切手の博物館

お札と切手の博物館は、お札と切手の歴史と、偽造防止技術などを総合的に学べる博物館です。1階展示室では、造り手ならではの視点で偽造防止技術の歴史を紹介しています。2階展示室では、歴代のお札や切手を展示し、社会背景の変化や技術の進歩によるデザインの移り変わりなどを紹介しています。世界の珍しいお札と切手も展示しています。

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