風邪対策に自己治癒

肝臓に負担をかけない食事を心掛ける

風邪を引いたらビタミン類が豊富な果物をたくさん食べると良いと言われます。
これは、あながち間違いではないようで、ビタミン類のなかでも特にビタミンCは、免疫力を高めて、体内に侵入するウィルスなどの病原体を排除しようとします。その主役が白血球です。白血球の働きが強まれば、それだけ免疫力が高まります。ビタミンCは、その白血球の働きを強化するだけではなく、自らも体内で感染を防ぐ役割を果たします。
風邪が流行っている時期にビタミンCを多く摂取すると風邪をひきにくく、もしひいてしまっても、早く回復します。
またビタミン類は臓器の主役級の肝臓の働きにも大きな役割があります。
肝臓には、主に3つの機能(1.代謝、2.解毒作用、3.胆汁の生成・分泌)があります。肝臓は、糖質や脂質をエネルギーに変える際には大量のビタミンを必要とされます。
仮に風邪で食欲があって胃に少し負担のかかる食事をとったとしても、ビタミン豊富なフルーツを食べていれば食べないよりはマシということになります。
ですので、体力をつけるからと言って焼肉などはもってのほか。胃腸、肝臓に負担がかかる食事になるので避けておきましょう。
ちなみに、体を鍛えている人へ。プロテインも高タンパクな栄養で肝臓に大きな負担がかかるので、風邪を引いている時に摂取することはオススメ出来ないということになりますね。
肝臓の働きを助けるとして知られているのは、オルニチンやタウリンですね。
栄養剤のCMで「タウリン◯◯mg配合」と耳にしますが、要は肝臓を元気にさせるという意味で、滋養強壮=肝機能アップということなんですね。
簡単にまとめると、消化の良い食事とビタミン類、肝機能アップとなるタウリンやオルニチンを多めに取ると良いということになります。
しかし、行けるのであれば、病院に早めに行きましょうね

腸内環境を整える

風邪と腸内環境は実は密接な関係にあるようです。
腸は第二の脳と言われているようで、神経細胞が沢山あるようです。
また、免疫細胞も多く存在しており、その免疫細胞が活発であればあるほど腸内にウィルスの侵入を防ぐことができ、風邪もひきにくくなるということです。
しかし、その免疫細胞が弱っているとウィルスも侵入してしまい風邪もひきやすくなる健康状態になってしまいます。
それでは、その腸内の免疫細胞を活発にさせるにはどのような方法があるのでしょうか。
善玉菌を増やす作業が必要になります。
腸に効くと言えば、乳酸菌やビフィズス菌が有名ですね。
そう、ヨーグルトがそれらを手っ取り早く摂取できる食品になります。
実際に、ヨーグルトを毎日食べた人と食べなかった人で比べると、インフルエンザの感染率が実に1/8に低下したと、あるサイトに記載されていたのを見ました。このデータは、老若男女関わらず同じ結果のようなので、今からでも直ぐに始められる健康法になります。
また、食べるタイミングにもよるようで、食後のデザートとして食べるのが、より効果的のようです。食前に食べると、胃酸によってせっかく摂取した乳酸菌やビフィズス菌が死んでしまうようです。食後に食べれば胃酸も食前に比べれば減少しているので、腸内まで乳酸菌やビフィズス菌が届くということです。ビタミン類と一緒に食べると良いそうです

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