レバーとは?

レバーは肝臓のことを指します。
日本では食用として主に、牛、豚、鶏の種類の物が食べられています。

イメージとしては好き嫌いがはっきりと分かれる食肉ですが、
その栄養価の高さは『栄養の宝庫』とも呼ばれるくらい高いのです

様々なビタミンが豊富

レバーにはビタミンも豊富に含まれています。特に注目すべき栄養素で葉酸、ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビオチンが挙げられます。

葉酸はビタミンB12と協調し赤血球の合成に関与することから「造血のビタミン」と呼ばれ貧血予防に効果がある他、悪玉アミノ酸が増えるのを防ぐ効果や口内炎を予防する効果があります。

ビタミンAも豊富に含まれており、免疫力の向上、眼病の予防改善、老化防止に効果を発揮します。更にビタミンB1、ビタミンB2 、ビオチンの相乗効果で体を活性化し疲労からの回復を助け、豊富なトリプトファン(必須アミノ酸)は体内でナイアシンの原料になるほか、精神安定や睡眠に関与する神経伝達物質であるセロトニンやメラトニンの原料となるので、精神安定、不眠症の改善、うつ病の改善などに効果があります

鉄分は圧倒的に豊富

レバーと言えば『鉄分』とイメージする方が多いと思いますが事実その通りで、

豚レバーの鉄分の含有量は全食品の内トップの量が含まれています。

レバーに含まれる鉄分はヘム鉄と呼ばれる栄養素で、植物性の非ヘム鉄より5~10倍の吸収率があるとされています。吸収率の高いヘム鉄を摂取することで、効率的な酸素の運搬や、貧血の予防につながります。また、体内に鉄が十分に足りていても銅が不足しているとヘモグロビンが生成されず貧血の原因となりますが、レバーには銅もそれなりに含まれています

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