ケニア

ケニアは、ヨーロッパ諸国では、タンザニア産とともに人気のある定番の高級銘柄です。

酸味が多く全体的に強い風味ですが、ベリー系のフルーツのように爽やかでバランスが取れていて、上品な香りとコクが楽しめます。
コーヒー豆はやや肉厚なのが特徴。

コナ

有数の観光リゾートとして世界的に知られる「ハワイ」。

コナとは、そのハワイ島のコナ地区(ハワイ島西岸のコナコーストを指す)でのみ栽培される、100年以上の歴史と伝統を持つコーヒーブランドです。

火山がつくる豊かな土壌とコーヒーの栽培に最適な自然環境を誇るハワイ。
そんな恵まれた環境の中、ハワイ州政府の厳しい品質管理の下に丁寧な手作り栽培が行われています。

その高い品質と稀少価値から、トップクラスの高級コーヒーとして知られ、ホワイトハウス御用達コーヒーとしても愛用されています。
香りが豊かで、まろやかな口当りとすっきりした後味が特徴です。

ジャワ

ジャワとは、マイルドなテイストが特徴のアラビカ種コーヒー。
酸味が無いので見た目ほど味は濃くなく、香りが高く飲みやすいのが特徴です。

17世紀末、インドネシアのオランダ領「東インド」時代、オランダよりアラビカ種のコーヒー苗木がジャワに持ち込まれました。

その後、1830年頃に本格的に栽培がスタートしたのが始まり。1930年代、ジャワコーヒーの生産は一時期衰退しますがインドネシア独立後コーヒー生産は徐々に回復。

現在は、マンデリンやトラジャコーヒーと共に栽培が盛んに行われています。

トラジャ

トラジャとはアラビカ種のコーヒー豆で、インドネシアのスラウェシ島にある、標高1200mの山岳地帯「トラジャ地方」で栽培されています。

栽培される地区により、「カロシ・トラジャ」、または「カロシ」と呼ばれる場合もあります。

日中の温度差が15度以上という、赤道直下の厳しい自然環境の中で栽培。コーヒー豆は比較的大粒なのが特徴です。

ソフトな苦味とコクの深い味が特徴で、ストレートでは甘味もあります。

トラジャコーヒーのその歴史は古く、生産は第二次世界大戦以前にさかのぼります。当時はオランダ王室御用達に指定されるほど高い評価を受けていましたが、インドネシア独立後、一時トラジャコーヒーの生産は衰退してしまいます。

しかし、日本のキーコーヒーの援助により1970年代に生産を再開。今に至ります。

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