ただしい「うがい」のやり方を知って、風邪を予防しよう!
「うがい」は、繊毛運動のようなのど本来が持つ防御機能を高めるとともに、物理的な洗浄効果や、さらにうがい薬を使えば殺菌効果によって口腔やのどを清潔にします。その結果、のどの粘膜の機能が回復して活性化され、「口腔」を介する感染の予防や口臭の抑制が期待できます。
「うがい」とは
水などをふくんで口やのどをすすぐ「うがい」は、風邪予防に有効的とされています。「うがい」をすると、防御機能を突破して粘膜に付着した細菌などを、かなりの確率で体外に洗い流すことができ、また、喉を刺激して粘液の分泌を盛んにしたり、喉のうるおいを保って線毛運動の衰えを防ぐ効果もあると考えられているため、こういった点から風邪予防に効果が期待できます。「うがい」により、完全にウイルス感染を防止することが出来るわけではありませんが、それでもリスクを減らす効果があります。そのためにはまず、正しい方法で「うがい」をするようにしましょう。
「うがい」の効果とは
風邪などのウイルス感染の経路の1つとして、飛沫感染があります。これは、人の咳やくしゃみなどで空中に飛び散ったウイルスを、他の人が吸い込むことで感染することを言います。吸い込んだウイルスが乾いた鼻や喉の粘膜に付着し、細胞に侵入して増殖すると、体の免疫反応によって咳やくしゃみ、鼻水、頭痛、発熱などといった風邪の諸症状が現れます。「うがい」によって口を殺菌することで飛沫感染のリスクを減らすことが出来ます。
喉には本来、空気中の細菌やウイルスに対する防御機能が備わっています。喉の内壁にある「粘液」には、空気と一緒に吸い込んでしまった細菌やホコリなどの異物を付着させて捕らえる働きがあり、さらに、粘液の下には「線毛」という細かい毛が隙間なく生えており、これが活発に動くことで粘液に流れができて、捕らえた異物を痰と一緒に体外に排出することができるのです。しかし、ウイルスの中にはこの防御壁を突破してくるものもいるため、喉の防御機能だけでは感染を予防しきれません。このために「うがい」で喉を殺菌することが効果的となります。
「うがい」で口とのどを殺菌する!
①口の中を殺菌する!
効果的な「うがい」を行なうために、口内の細菌・ウイルス・食事かすなどを洗い流す必要があります。まず、適量の水(お湯・お茶・うがい薬でも大丈夫です)を口に含み、強く口内をゆすぎます。口内で強くゆすがれた水の乱流効果で口内の汚れ・ウイルスなどが洗い流されます。これを1~2回繰り返し、口内の汚れを洗い流します。
②のどを殺菌する!
水をのどまで入れて、ゆすぎ吐き出すことで、のどの中の汚れを体外に排出することができます。適量の水(お湯・お茶・うがい薬でも大丈夫です)を口に含み、顔を上げ、口を開けた状態でのどの奥まで水が回るようにうがいを行ないます。この際のうがいは一回当たり10~15秒程度を目安にしましょう。これをを3~4回繰り返すことで、のどの汚れを洗い流すことができます。
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