日本とはちょっと違う!?世界各国のクリスマスの過ごし方を覗いてみよう!パート①
海外ではどんなクリスマスを過ごしているのでしょうか。 知っていそうで知らなかった日本とは違う習慣や、 各国でクリスマスに食べるお菓子や料理についてご紹介します。
フランス(パリ)
クリスマスイブ、クリスマス当日は家族でテーブルを囲い、一家団欒を楽しみながら過ごすのがフランス流。フォアグラや生牡蠣、シャポン(去勢した雄鶏)が食卓に並び、シャンパンと共に食す。クリスマスのデザートといったら、やはりフランスの伝統的なクリスマスケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」。フランス語で「クリスマスの薪」を意味し、薪や切り株の形をしている。 パリの街は、11月から年明けまでクリスマス・イルミネーションで輝きを増す。シャンゼリゼ通りはいうまでもなく、有名百貨店『ギャラリー・ラファイエット』や『プランタン』のショーウィンドウやイルミネーションも必見だ。
ドイツ
クリスマスシーズン、ドイツではどの街でもクリスマス・マーケットが開かれている。なかでも「世界一有名なニュルンベルク」、「世界最大のシュトゥットガルト」、「世界最古のドレスデン」は3大クリスマスマーケットといわれている。冬の寒さから体を温めてくれるグリューワイン(ホットワイン)を片手に、クリスマスの雑貨や熱々のソーセージなどの屋台を巡る。 ドイツのクリスマスに欠かせないのがドライフルーツやナッツが練り込まれた伝統菓子「シュトレン」。クリスマスを待つアドベントの間、少しずつスライスして食べる習慣があるんだそう。
イギリス(ロンドン)
クリスマスは年に一度の一大イベント。24、25日の2日間は家族や親戚が一同に集い、クリスマスを祝う。イギリス伝統のクリスマスケーキといえば、クリスマスプディング。たっぷりのドライフルーツ、ナッツ、ラム酒や小麦粉を混ぜ合わせて作られる。イブの夜、子供たちはプレゼントを持ってきてくれるサンタクロースへのお礼にと、シェリー酒やミンスパイ(ドライフルーツなどが詰まったパイ)を、トナカイにはニンジンを用意し眠りにつく。楽しいクリスマスシーズンではあるが、ロンドンでは25日、地下鉄、バスなど全ての公共交通機関の運行がストップするのでご注意を!
フィンランド(ロヴァニエミ)
フィンランド北部の都市ロヴァニエミには、サンタクロースの住む「サンタクロース村(Santa Claus’ Village)」がある。森に囲まれた幻想的なこの村では、サンタクロースやトナカイに会うことができる。冬場はオーロラが見られることもあり、世界各地から観光客が訪れる。 フィンランドのクリスマスは24日から26日の3日間。イブの日にはサウナに入るんだそう。最も大切な祭日であるクリスマスを迎える前に心身ともに清めるという意味が込められている。 クリスマスのメイン・ディッシュは「ユールシンカ」と呼ばれる豚肉のハム。その他、好みの野菜や肉を入れてオーブンで焼き上げる「キャセロール」や胃に優しいミルク粥を食べる。お菓子はジンジャークッキーとヨウルトルットゥと呼ばれる小さなパイが定番。
スウェーデン
スウェーデンのクリスマスの風物詩といったら、ポマンダー。柑橘系のフルーツにクローブというスパイスを刺して作るクリスマスの飾り物だ。魔除けや疫病予防のお守りとなっている。もうひとつ忘れてはいけない風習が、アドベンドキャンドル。クリスマスイブ直前の日曜日を基準にして、その4週間前から、毎週日曜日に1本ずつキャンドルに火を灯す。 クリスマスシーズン、スウェーデンの家庭ではとにかくお腹がいっぱいになるまで食事を楽しむ。クリスマスの伝統的な飲み物「グロッグ(ホットワイン)」や「スヴォーグドリッカ(ダークビール)」のお供には、サフランの入ったクリスマスの菓子パン 「ルッセカット」やジンジャークッキーを。
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筋トレ、走ること、食べることが好きです。
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