理想的な栄養を持つ卵

卵は、理想的な栄養バランスを持った優れた食品です。
具体的には、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム、カリウム、リン、鉄分、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群、葉酸がバランスよく配合されています。
ビタミンCと食物繊維以外の栄養をすべて含んでいるため、準完全栄養食品とも言われています。
普段何気なく食べている卵ですが、実はとてもバランスの良い栄養を持った食材だったんです。

細胞の新陳代謝を促す

卵にはビタミンB2という栄養が豊富に含まれています。
ビタミンB2は補酵素の一種で、3大栄養素がエネルギーに代わるのを促する働きがあります。また、ビタミンB2は「発育のビタミン」と呼ばれ、細胞の新陳代謝を促す効果があります。
また、ビタミンB2はグルタチオンペルオキシダーゼという酵素と結合し、過酸化脂質を分解する働きがあります。そのため、過酸化脂質を原因とする動脈硬化や心筋梗塞の予防にも役立ちます。
ビタミンB2は全ての動植物に含まれており、卵のほかに、レバーやチーズ、うなぎ、納豆、モロヘイヤなどに多く含まれます。使わない分は尿として排出されるため、過剰摂取になりにくい栄養です。

タンパク質が豊富

卵で注目すべき栄養はタンパク質もです。
タンパク質はご存知の通り、筋肉や臓器、皮膚、髪、爪などカラダを作る主成分となり、これらを正常に保つ効果があります。また、免疫力の抗体の原料になるため、免疫力の低下を防ぐ効果もあります。
卵に含まれているタンパク質は9種類の必須アミノ酸を全て含んでいる点が注目です。タンパク質のアミノ酸含有量を示す「アミノ酸スコア」は100となります。
ちなみに、同じタンパク質でも植物性タンパク質の多くは必須アミノ酸を全て含んではいません。
ただし、卵と組み合わせることによりアミノ酸のバランスはアップします。おすすめは納豆と卵の組み合わせです。大豆の持つアミノ酸の栄養を卵がうまく引き出してくれます。

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