あなたの会社はホワイト企業orブラック企業?これがいわゆるブラック企業の実態です!パート⑨
良くテレビ等で耳にするブラック企業というワード。でもどこまでがホワイトでどこからがブラックなのか曖昧な所も多いはず。そんなあなたにブラック企業の実態をご紹介します。
利益が上げられないと自己都合退職にさせられることも
ブラック企業は、とにかく利益を上げることを最優先にしています。そのため、例え新人でも利益を出せなければ、過酷なノルマを与えて自己都合退職に追い込むことも珍しくありません。
例えば、営業経験がない新入社員に無理やり飛び込み営業をやらせ、ノルマを達成できなければ辞めさせるといった具合です。
現在では労働基準法の改正により、会社が社員を勝手に辞めさせることはできません。そのため、ブラック企業は社員にプレッシャーをかけて、自ら辞めるようにしむけます。とてもこなせないような膨大な量の仕事を与えられたり、暴言、罵声を浴びせられるなど、肉体的・精神的に徹底的に追い込んで、自己都合退職に追い込もうとするわけです。
ノルマが厳しく、達成できなければ暗に辞職を迫ってくるような職場であれば、ブラック企業と言ってもよいでしょう。
自腹で購入させられることも
ブラック企業が利益最優先であることは上でも説明した通りですが、このせいでノルマを達成できない社員に対し、自腹で購入を迫るケースも見られます。
具体的な例としては、アパレルメーカーで自社製品の購入を強いられたり、居酒屋など飲食店で商品を購入させられる、保険のノルマ未達成分を給料から引かれるといったものがあります。
さらに、トラック運転手など運送業においても、荷物事故などの場合自腹での補填をさせられることがあります。こうした自腹での商品購入は、労働基準法に違反する行為です。
労働基準法第24条では、従業員には給料を全額支払わなければならない旨きちんと明記されています。こうした自腹購入を強要される場合は、まずブラック企業といって間違いないでしょう。
書類等の管理がずさん
会社にはさまざまな重要書類が保管されています。
顧客情報や取引先の情報などといった機密性の高い書類は、厳重に保管しなくてはなりません。
しかしブラック企業の場合、こうした秘密文書を含めた書類全体の管理が、ずさんになりがちな傾向があります。外部流出を避けるべき書類が、誰の目にも触れるような場所に置いてあったり、他の文書に紛れて重要な書類を紛失してしまうというケースも見られます。こうした書類管理のずさんな会社は、コンプライアンスの意識もあまり高くありません。顧客情報をいいかげんに扱ったり、従業員の個人情報に対しても適当な扱いになりがちです。ですから面接の際などは、オフィスの状況をそれとなくチェックしてみましょう。もしもあちこちに書類が散乱しているようであれば、ブラック企業の疑いがあります。
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