グリンピースの歴史

えんどうは中央アジアから中近東、地中海沿岸にかけての地域が原産地といわれていて、古代エジプトや古代ギリシャでも食べられていました。8~10世紀頃にインドや中国へ伝わり、のちに日本にも伝播したといわれています。さやえんどうのページにも記載していますが、平安時代に編纂された辞書「和名抄(わみょうしょう)」に記載されている野豆(和名 乃良末女:のらまめ)はえんどうのことです。
しばらくの間えんどうは穀物として利用されていましたが、明治時代になってから欧米からさまざまな品種が導入されて、日本でもグリーンピースの食用が一般化していきました。

ちなみに和歌山県の特産「紀州うすい」の「うすい」とは大阪府の地名が由来です。もともと明治時代に、アメリカから導入した品種を大阪府羽曳野市の碓井(うすい)地区で栽培していたのですが、昭和初期にそれを和歌山県が導入。のちに系統選抜などによって紀州うすいが誕生しました。

栄養や効果とは

食物繊維

グリーンピースの栄養成分で、特筆すべきはこの食物繊維の多さ。グリーンピースの一握りが、大盛りのサラダ1杯分に相当する程の量なのだとか。その食物繊維の働きとは、余分な脂肪分を体内に吸収する事を防ぐ事。この効果で、生活習慣病の予防に期待が出来るほか、便秘の解消にも大いに役立つという訳だ。
たんぱく質

多くの豆類には植物性のたんぱく質が含まれており、グリーンピースも例外ではない。たんぱく質は体を作るほか、体のすべての器官の機能に影響を与える。このため、とても重要な栄養素だ。動物性の食品からも摂取可能だが、この場合脂肪分が気になるところ。しかし、グリーンピースにはほとんどと言って良いほどに脂肪分は含まれてはいないため、ヘルシー志向の人にはもってこいの食材だろう。
カリウム

カリウムは、体内に摂取した過剰な塩分を、体の外に排出してくれる役割を持っている。また、水分代謝を促進するといった効果があるため、むくみの解消にも効果があるようだ。あるいは、筋肉機能の正常化にも役立つため、足がつりやすい人などは積極的に摂るべき栄養素である。
亜鉛

亜鉛は、味覚と性欲に影響を与える栄養成分。ストレスや加齢にともない、味覚異常や性欲減退などが起きる事がある。そんな時には、亜鉛を積極的に摂取すれば解消につながる場合がある。
ビタミンB1

ビタミンB1は、食事で摂取した炭水化物をエネルギーに変換する働きを持っている。また、脳や神経系統の機能の正常化にも役立つ栄養素である。

選び方

さやにふっくらとした膨らみや丸みがあり、豆がしっかりと入っているものがよいでしょう。

さやに入っていないグリーンピースであれば、粒が大きく揃っているものを選ぶとよいです。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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