ケーキやジャムフルーツソースなどの材料としても人気のブルーベリー。どんな効果があるのでしょうか。
キレイな青紫色との果皮と甘酸っぱい味風味から、ケーキやジャムフルーツソースなどの材料としても人気のブルーベリー。見た目や風味だけではなくBlueberry(青い小果実)という呼び名の由来でもある濃い青色の色素成分「アントシアニン」の機能性も注目され、健康をサポートしてくれる果物です。
視機能の保持
ブルーベリーの代表成分として色素成分でもあるフラボノイド系ポリフェノール「アントシアニン」が知られています。ブルーベリーが目に良いと言われたり、アイケア系サプリメントほか健康食品類に用いられることがあるのもアントシアニンを含むことが一番の理由と言えます。これはアントシアニンに目の網膜に存在するロドプシンの再合成を促す働きがあることが報告されているためです。
私達が目に写ったものを映像として認識するためには、目の網膜にある「ロドプシン」というタンパク質が分解される際に生じる電気信号が脳へ伝わるというステップがあります。ロドプシンは分解された後に再合成され、再び分解を繰り返していますが、加齢などによってロドプシン分解・再合成の流れが滞ると目の疲れやかすみ・ぼやける・視力低下など原因となります。また近年では加齢以外にPCやスマホなどの使用による長時間の目の酷使もロドプシン再合成を低下させる原因となるのではないかと考えられます。このためロドプシンの再合成を促すアントシアニンの摂取が疲れ目・かすみ目などの軽減策として注目されています。
腸内環境を整えてくれる
ブルーベリーには食物繊維も多く含まれています。その含有量はなんとバナナの3倍以上!りんごでも2倍の差があります。
ブルーベリーの食物繊維量は、生果の中でも比較的多く含まれており、お通じに良いと言われる、りんごやバナナよりも豊富です。
食物繊維には腸内環境を整える働きや、コレステロールの吸収を抑える作用、血糖値の急激な上昇を抑える効果などがあります。便秘を予防する効果とともに肥満、生活習慣病の予防にも役立っています。
また、ブルーベリーは下痢を改善する効果のある、タンニンや水溶性食物繊維のペクチンも含みます。ポリフェノールの一種であるタンニンには収れん作用があるため、腸の粘膜の痙攣を抑えて下痢を改善する効果があります。
腸内環境を整える効果に優れたブルーベリーは、便秘や下痢などお腹の調子に悩む方にはおすすめの食材です。
抗酸化作用
ブルーベリーには、抗酸化作用を持つポリフェノールやビタミンEが含まれています。
ポリフェノールのアントシアニンやタンニン、強力な抗酸化作用のビタミンEは、老化や病気の原因となる活性酸素の働きを抑える効果があります。
ブルーベリーは細胞の老化や血管へのダメージを防いで、動脈硬化や心筋梗塞、癌などの病気を防ぐとともに、アンチエイジング効果も発揮します。
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