簡単に食べられるのに「フルーツの王様」と呼ばれるほど栄養価が高い果物のキウイ。どんな効果がある?
産毛のような毛が生えた卵型の果実という個性的な外見を持つキウイフツールですが、植物としてはマタタビ科マタタビ属に分類される落葉蔓性植物。
胃もたれ防止
キウイにはアクチニジンが豊富に含まれています。
キウイに含まれているアクチニジンは、プロテアーゼと呼ばれるの酵素の一種で、タンパク質を分解する働きがあります。
アクチニジンが肉や魚などのタンパク質を分解するため、消化や吸収を促進してくれます。この働きが胃腸の負担を軽減し胃もたれを予防、胃腸の健康を維持する効果がキウイにはあります。
肉や魚料理の食後のデザートには、キウイで消化をサポートすると良いですよ。
アクチニジンはキウイの他に、青パパイヤ、パイナップル、いちじくにも含まれています。
疲労回復に
キウイフルーツに含まれる栄養成分の中でも特に多いといえるのがビタミンC。100gあたりのビタミンC含有量は69mgとフルーツ類の中でトップクラスで、イチゴやオレンジよりもビタミンCを多く含んでいます。ビタミンCは抗酸化作用を持つビタミンとして知られていますが、そのほか副腎機能やエネルギー代謝をサポートしてくれている存在でもあります。キウイには果糖などの糖質、クエン酸やリンゴ酸などのエネルギー転換を促進する有機酸類も含まれているため、相乗して疲労・疲労感の改善が期待されています。
生活習慣病予防に
キウイにはビタミンCに加えてビタミンEやポリフェノールなど抗酸化作用を持つ成分が多く含まれていることが注目されています。活性酸素は体の様々な細胞を酸化させることで老化や病気の発祥リスクを高めると考えられていますが、その中でも代表的なのが血中脂質が酸化した物質が蓄積し血管を狭めることで起こる動脈硬化や高血圧。キウイには抗酸化物質以外にもコレステロール排出を促す水溶性食物繊維、ナトリウムの排泄を促し血圧の上昇を抑えるカリウムなども含まれていますから、相乗して高血圧や動脈硬化予防をサポートしてくれます。
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