鰆(さわら)は春を告げる魚と言われていますが、その効果は。
鰆はその字の通りに、「春を告げる魚」と言われています。これは、日本で春の時期にたくさん見かけられる為です。
健康な体作りに
さわらは良質なたんぱく質を含む魚です。必須アミノ酸がバランスよく揃っており、アミノ酸スコアは「100」となります。
タンパク質は、肌や爪、髪、筋肉、臓器といった人の身体を作るのに必要不可欠な栄養です。これら以外にも免疫力に関わる免疫抗体、ホルモン、酵素などを作るのにもタンパク質が必要です。
摂取したタンパク質は体内でアミノ酸に分解された後、再びタンパク質に合成されます。この分解と再合成を繰り返すうちに、使われたり排泄などで徐々に体内からなくなるため、その分は食事で補わなければいけません。
中でも、体内で合成できない必須アミノ酸は、食事から摂取する必要があり ます。さわらのタンパク質は十分な量の必須アミノ酸を含んでいるため、健康な身体や美肌づくり、そしてそれを維持する効能に長けています。
中性脂肪を低下させる
さわらの脂質には、不飽和脂肪酸の一種であるDHAやEPAを含みます。
DHAやEPAは血管の柔軟性を保ち、血液をサラサラに して流れを良くする効能で知られる栄養です。その他、中性脂肪の低下や血栓を防ぎ、脂質異常症や高血圧、動脈硬化の予防にも効果や効能があります。
また、脳の神経細胞の10%はDHAが存在します。緑茶とDHAを一緒に摂ると脳の老化予防になるとその効能が期待されています。
DHAやEPAの含有量は、サバやさんまなどには劣りますが、さわらも十分な量を含みます。一日一食はさわらをはじめとする魚を食べるのがおすすめです。そして、亜麻仁油などに含まれるα-リノレン酸の摂取で、EPAとDHAを体内で合成 することができます。
DHAやEPAは一緒に取る方が効果や効能が向上するとして、サプリメントの多くが一緒に含まれています。
高血圧予防に
さわらの栄養は、ミネラルの一つであるカリウムも含んでいます。「100g中490mg」と、生の魚類の中では3位にになるほどの含有量です。
カリウムの効能の一つに高血圧の予防が挙げられます。カリウムには利尿作用があるため、体内の過剰なナトリウムを排出。肝臓でナトリウムが再吸収されるのを防ぎ、血圧が上がるのを抑えます。
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